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予選時のリアウイングの規定違反でグリット最後尾からの挽回を狙っていたマグヌッセンは、決勝で好スタートを切り、第1コーナーをクリアした時点で2台をパス。さらに前方を走っていたレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスを右側から追い抜こうと車体をねじ込んだところで追突、大破したペレスのマシンに巻き込まれる形でチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)もダメージを負い、3台がリタイアする結果となった。
英スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』によると、マグヌッセンは「僕はウォールに押し込まれて彼と接触した。僕は壁に押し付けられた」と語り、今回の事故が自身ではなくペレスのミスだと主張した。
マグヌッセンは中国GPではビザ・キャッシュアップ・RBの角田裕毅と接触しリタイアへ追い込むなど、今季危険なドライビングを続けており、開幕からわずか5戦でペナルティポイントが10に(12で出場停止)。こうした背景もあり、今回の事故後にSNS上では「危なすぎる...」「反省していない」「流石にここまで続くと…」「出場停止に王手の状況でこの動きは信じられない」と非難が殺到した。
レースの裁定を行うスチュアードはこの事故をレーシングインシデントとしてペナルティを科さなかったため、マグヌッセンはペナルティポイントは10のまま、次戦以降の出場停止は免れている。
構成●THE DIGEST編集部
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