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バレーボール

「近づいて一緒に写真を撮ったら…」パリ五輪後にVリーグ参戦するポーランド代表OHが“日本人ファンの熱狂ぶり”に驚嘆!「みんな夢中なんだ」【ネーションズリーグ】

THE DIGEST編集部

2024.06.08

左から大宅、小野寺、シリフカ、高橋。来季からサントリーで共闘するカルテットだ。(C) Volleyball World

左から大宅、小野寺、シリフカ、高橋。来季からサントリーで共闘するカルテットだ。(C) Volleyball World

 世界ランキング1位とのバトルは完敗に終わった。

 現地6月7日、パリ五輪予選を兼ねた男子バレーボール・ネイションズリーグの1次ラウンドが福岡で開催され、世界ランキング4位の日本男子代表は同1位のポーランドと第7戦を戦った。日本は石川祐希、高橋藍、西田有志らをベンチスタートとして温存し、選手層の底上げを意図してフレッシュなメンバーで臨んだ。結果は0-3(17-25、15-25、20-25)のストレート負けで、連勝は3でストップ。1次リーグの通算成績を5勝2敗とした。
【PHOTO】連日超満員!北九州市で開催されているバレーボール・ネーションズリーグの熱狂的な雰囲気を現地カメラが激写!

 その試合にポーランドのアウトサイドヒッターとして先発出場したのが、アレクサンデル・シリフカだ。29歳の実力派はパリ五輪終了後、日本Vリーグのサントリー・サンバースへの入団が決まっている。

 ポーランドの地元メディア『FAKT』は「シリフカにとって日本戦は特別なものとなった。開催国は近い将来、彼にとってのホームグラウンドとなるからだ。試合前から彼は日本でいずれ鎬を削るだろう選手たちとの対戦を楽しみにしていた」と伝えた。
 
 さらに、北九州の試合会場で日本のファンと触れ合ったシリフカのコメントも紹介している。昨季までWD名古屋でプレーした代表キャプテン、バルトシュ・クレクからすでに情報を得ているようで、「(クレクから)ファンと接する時に使える良いフレーズ(日本語)を教えてもらったよ」と明かし、次のように印象を語った。

「今はまだ代表チームでのプレーに集中しているから、先のことはあまり考えてないけど、日本のファンは本当に素晴らしいよ。彼ら日本人がみんなバレーボールに夢中なのがよく伝わってくる。それくらい熱狂的なんだ。僕たちが彼らに近づいて一緒に写真を撮ると、すごく喜んでくれて、こっちまで本当に嬉しくなる。バレーボールの試合に共に参加するといった雰囲気は、ポーランドのそれと似ているね。表現は少し違うかもしれないけど、両国をつなぐものだなと感じているよ」

 試合後にはサントリーでチームメイトとなる高橋、大宅真樹、そして小野寺太志と笑顔で記念撮影に応じていたシリフカ。かなりのナイスガイでイケメンなだけに、日本でも人気が急上昇しそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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