開幕まで50日を切ったパリ五輪の前哨戦、バレーボールネーションズリーグ(VNL)は6月7日、福岡・北九州市で男子予選ラウンド第2週の第3戦が行なわれた。世界ランク4位の日本代表は、同1位ポーランド代表と対戦し、セットカウント0-3(17-25、15-25、20-25)で敗れて1週目からの通算成績を5勝2敗とした。
【PHOTO】連日超満員!北九州市で開催されているバレーボール・ネーションズリーグの熱狂的な雰囲気を現地カメラが激写! 3-2で勝利したドイツ戦後にフィリップ・ブラン監督が明かした通り、日本は大幅に起用選手を変更した。負傷によりセッターの関田誠大とミドルブロッカー(MB)の高橋健太郎がメンバー外。主力陣は、オポジットの西田有志をポイント投入したのみで、アウトサイドヒッターの主将・石川祐希と高橋藍、MB小野寺大志はベンチから試合を見守った。
前回大会の対戦2回はいずれも日本の黒星。予選でストレート負けを喫した後、再戦となった準決勝はセットを先取するも、1-3の逆転で決勝進出を阻まれた。その後、ポーランドは米国を下して優勝。日本は3位決定戦でイタリアを倒して銅メダルを獲得し、46年ぶりに世界レベルの大会で表彰台に立った。
ポーランドとの対戦成績は1勝18敗の日本だが、世界1位のバレー大国もその止まらない躍進に脅威を感じているようだ。主力同士の真っ向勝負を予想していた同国の複数メディアは、“偉大な好敵手との大一番”、“臨戦態勢”、“注目の一戦”と試合前に報道。なかでも、中継を担ったスポーツ専門チャンネル『Polsat Sport』は、“世界の舞台で肩を並べるライバル”と日本を称した。
前日のトルコ戦に出場せず休養を取って日本戦へ臨んだ司令塔もそれを認めている。試合後、同チャンネルに出演したセッターのマルチン・ヤヌシュは、「日本が布陣を変えてくることは知っていたが、あれほど大胆な変更になるとは想像していなかった。(メンバーが入れ替わっても)日本は非常に優秀なままで、守備においてミラクルなパフォーマンスを発揮する技術力の高いチームであるのは分かっていた。そして、今日の試合でもそれを見せつけた。忍耐強くプレーを続け、通常なら完結するはずの場面でも何度も繰り返すことを僕らに強いた。それが日本なんだ。ベストメンバーがコートに送り込まれた時、日本は格段に危険な存在となるだろう」とコメントした。
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前回大会の対戦2回はいずれも日本の黒星。予選でストレート負けを喫した後、再戦となった準決勝はセットを先取するも、1-3の逆転で決勝進出を阻まれた。その後、ポーランドは米国を下して優勝。日本は3位決定戦でイタリアを倒して銅メダルを獲得し、46年ぶりに世界レベルの大会で表彰台に立った。
ポーランドとの対戦成績は1勝18敗の日本だが、世界1位のバレー大国もその止まらない躍進に脅威を感じているようだ。主力同士の真っ向勝負を予想していた同国の複数メディアは、“偉大な好敵手との大一番”、“臨戦態勢”、“注目の一戦”と試合前に報道。なかでも、中継を担ったスポーツ専門チャンネル『Polsat Sport』は、“世界の舞台で肩を並べるライバル”と日本を称した。
前日のトルコ戦に出場せず休養を取って日本戦へ臨んだ司令塔もそれを認めている。試合後、同チャンネルに出演したセッターのマルチン・ヤヌシュは、「日本が布陣を変えてくることは知っていたが、あれほど大胆な変更になるとは想像していなかった。(メンバーが入れ替わっても)日本は非常に優秀なままで、守備においてミラクルなパフォーマンスを発揮する技術力の高いチームであるのは分かっていた。そして、今日の試合でもそれを見せつけた。忍耐強くプレーを続け、通常なら完結するはずの場面でも何度も繰り返すことを僕らに強いた。それが日本なんだ。ベストメンバーがコートに送り込まれた時、日本は格段に危険な存在となるだろう」とコメントした。
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