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格闘技・プロレス

「まだまだ新しい技が沢山あります…」大晦日で圧巻TKO勝ちを収めた神童・那須川天心の告白にファンも感嘆

THE DIGEST編集部

2020.01.04

ファンを沸かせる圧巻のバトルを披露した那須川。その大晦日決戦を本人が振り返った。 (C) Getty Images

ファンを沸かせる圧巻のバトルを披露した那須川。その大晦日決戦を本人が振り返った。 (C) Getty Images

 昨年の大晦日のことだ。一人の“神童”が見せつけた圧巻のバトルが大きな話題を提供した。キックボクシング界のニュースター、那須川天心(TARGET/Cygames)である。

 12月31日、さいたまスーパーアリーナで行なわれた「RIZIN20」で、WKBA世界スーパー・バンタム級王者の江幡塁(伊原道場)と対戦した那須川は、1回2分40秒でのTKO勝ちを収めた。

 2018年の大晦日に元ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーにKOされ涙を流した天才ファイターは、攻めに攻め、序盤からパンチ連打を江幡に浴びせ、主導権を握ると、2度のダウンを奪取。その後も必殺の「アクセルキック」を披露して観客を大いに沸かせ、3度目のダウンを取って、決着を付けた。

 圧倒的な才能を見せつけて、2019年を締めくくった那須川は、年が明けた1月3日に自身のツイッターを更新。「今回の為に新しく用意して出したのは右のジャブ 右フック アクセルキック 顔面三日月蹴り」と江幡戦で多彩な技を披露したことを明かし、さらにこう続けた。

「まだまだ新しい技が沢山あります。技を研究するのが楽しくて仕方ない。日々研究だ!!」
 
 次々と新しい技術を習得しながら、それら全てがハイクオリティーに至っている那須川。その成長スピードは、やはり神童だ。そんな21歳の若武者のつぶやきには、ファンからも大きな期待が寄せられている。SNSでは次のようなコメントが相次いだ。

「神童というワードはあなたにしか合わない」
「最高の大晦日をありがとう」
「アクセルキックは最高すぎ」
「コンビネーションのスピードが異次元でした」
「もう無双状態ですね」
「もう日本に相手いないやん」
「波動拳とか期待してます」
「三日月蹴りは分からなかったなぁ」
「完全に人間卒業試験は合格でしたね」
「全てがえぐい発想」
「一人だけ早送りみたいだった」

 最高の形で迎えた2020年。果たして、那須川は、いかなるファイトで観る者を魅了してくれるのか――。その一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
 
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