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格闘技・プロレス

WWEイヨ・スカイがマリーゴールド7.13両国国技館大会参戦を電撃発表!「対戦相手は林下詩美くん」

どら増田

2024.06.12

奈七永との激闘を制した詩美。試合後にはイヨ・スカイとの対戦が決まり、感極まるシーンも。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

奈七永との激闘を制した詩美。試合後にはイヨ・スカイとの対戦が決まり、感極まるシーンも。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 新団体マリーゴールドは『Marigold Grand Opning Wars 2024』6.11東京・後楽園ホール大会を開催した。先月の旗揚げ戦以来の後楽園大会となったが、今大会はエースのジュリアが負傷欠場しているにもかかわらず、たくさんの観客が詰めかけて、大盛況となった。

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 メインイベントでは、パッション注入スペシャルマッチとして、林下詩美が高橋奈七永の洗礼を浴びることに。奈七永は旗揚げ戦で新人のビクトリア弓月を相手にパッションを注入。詩美はジュリアとのタッグを結成するもSareee&ボジラに敗れており、弓月とボジラとの3WAYマッチでも実質2対1のハンディキャップマッチだったにもかかわらず、弓月がボジラに敗れてしまい次期エース候補筆頭の詩美だが、マリーゴールド移籍後はまだ結果が残せていない。

 そんな詩美に不甲斐なさを感じていた奈七永は、序盤から詩美に魂のこもった逆水平チョップを連発し、パッションを叩き込んでいく。詩美も自らの限界を越えるべく奈七永の技の数々をしっかり受け止めると、中盤になって2人はエルボーやラリアット合戦を繰り出して意地の張り合いを見せる。お互いの大技も返していく中、最後は詩美が旋回式のハイジャックBTボムを決めてカウント3。昨年3月にスターダムで対戦した際には引き分けだったが、2度目のシングル対決で決着をつけた。

 試合後、詩美は「今日は高橋奈七永がキャリア28年分のパッションをぶつけに来てくれるっていうから、私は未来をかけて試合をした。そして今日、 私が勝った。だからマリーゴールドの未来はこの林下詩美に任せてください。今日、このパッション注入マッチを受けて、自分は確実に自分の限界を超えることができました。 今日は対戦ありがとうございました。」と奈七永に話すと、奈七永は「ありがとうございましたと言われても、こちとら全然嬉しくねえんだよ。勝ちたくて勝ちたくて勝ちたくて勝ち続けたい。 何年やってたって勝ってたい。それがプロレスをやる理由。そしてずっと成長していられる選手でいたい。その気持ちをお前が試合を通じて少しでも感じてくれたなら、マリーゴールドの未来は明るいと思う。もっともっとお前に夢を見させてくれ」と言うと詩美も「まだまだ進化して、どんどん見せ続けていきます」と約束したところでロッシー小川代表が「詩美、勝利おめでとう。そんな詩美のために7月13日、両国国技館で最高の相手を用意しました」と割り込むと場内が暗転する。

 スクリーンに現われたのはWWEスーパースターのイヨ・スカイ。イヨは「イヨ・スカイ様がマリーゴールドのリングにやってくる。7月13日。対戦相手は林下詩美くん。日本の皆さんのみならず、 世界中のみんなが大注目するこの一戦。ぜひ歴史に名を残すような名勝負にしましょうね。 楽しみにしてます」とビデオメッセージが流されると、詩美は感動のあまり困惑。感極まりながら「ホントですか? 私はイヨさんとやりたくて、それが一番の夢で…夢が。両国国技館で私の大きな夢が一つ叶います。でも、夢叶えるだけで終わらせたくない。イヨさんには歴史だけじゃないよ。しっかり心に刻みこませたいと思います。皆さん、私の夢を叶える瞬間見に来てください」と素直な感情を露わに。場内がざわつく中、奈七永は「私はイヨ戦のかませ犬じゃねえぞ! おい、お前イヨに勝って名を残すために明日からパッションと特訓だよ。やれんのか?」と叫ぶと詩美も呼応して、最後は2人で「パッション」と叫んで大会を締めた。
 
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