バックステージでロッシー代表は「昨日の夜『ロウ』（WWE）が終わってから、このメッセージを撮ってもらって、今日の朝11時に映像を届けまして、 それで発表に至ったということです。両国でやるっていうことでね。やっぱりWWEから選手が来たらいいなっていう、最高だなっていう思いがずっとあったんで、それが実現するってことで非常に嬉しく思うし、両国をやる意義があるかなという。それがないと、両国をやる意義というか、権威というか、 イヨ・スカイが来るんだったら両国に進出したいなっていう、それはもう漠然とした夢だったんですけど、それが形になったということです」とスターダム時代に紫雷イオとして絶対王者に君臨していたイヨ参戦の意義を説明。WWEとの交渉については「大変というほどではないんですけど、タイミングですよね。向こうのスケジュールとか。３月ぐらいからそんな話をしてて。今日この映像が来たってことは、もう正式なこと」とロッシー代表がWWEのビッグマッチ『レッスルマニア』に招待された４月より前から交渉を進めていたようだ。
  　今後のWWEとの関係に関しては「全く考えてないですよ。っていうのは、もうイヨ・スカイが来ることが、それ以上のものはないと思ってるんで。将来はわからないですけど、とりあえずこの試合が終わって、また何かが生まれればまたあるかもしれないしっていうとこですよね。我々はまだWWEを迎え受けるほどの選手層が少ないんで。もうとにかく、イヨ・スカイが来てくれるだけで 詩美の夢も叶ったし、こちらの夢も叶うし、そこですごい試合をやってもらって、ファンの夢も叶ってもらったらありがたいなっていう。はい、そんな感じです」とひとまずは7.13東京・両国国技館大会での参戦のみだという。

　イヨは前WWE女子王者で、同じく７月に開催されるWWE日本公演の出場も発表されており、７月だけで３回も両国で試合をすることになる。両国大会ではジュリアとSareeeの一騎討ちが決まっている他、新設されるタイトルの初代王者決定戦も行なわれる。マリーゴールド初のビッグマッチは華やか、かつ激しい大会になりそうだ。

◆マリーゴールド◆
『Marigold Grand Opning Wars 2024』
2024年6月11日
東京・後楽園ホール
▼パッション注入スペシャルマッチ（30分1本勝負）
○林下詩美（18分56秒　片エビ固め）高橋奈七永●
※ハイジャックBTボム

文⚫︎どら増田
【関連記事】“女子プロレスのアイコン”岩谷麻優がハマスタで念願の始球式！ ストライク投球とはならずも「解放感が気持ち良かったです」と笑顔

【関連記事】ブル中野が日本人女性初の快挙!! WWE殿堂入りで感動の英語スピーチを披露！ 一方、日本のレスラーで未殿堂の“大物”とは？