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モータースポーツ

【F1】ローソンのテストは基準タイムに0.2秒足りず“期待外れ”だったか...一方で「彼に再びチャンスを与える」とマルコ博士

THE DIGEST編集部

2024.07.13

テストで基準タイムに到達できなかったと報じられたローソン。(C)Getty Images

テストで基準タイムに到達できなかったと報じられたローソン。(C)Getty Images

 F1レッドブルは現地7月11日、先週末の戦いの舞台であったシルバーストン・サーキットでリザーブドライバーのリアム・ローソンのドライブによる撮影会、事実上のテスト走行を行なった。

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 先月、レッドブルと契約更新したばかりセルジオ・ペレスのシートはもはや不確定なものであり、その後任には姉妹チームRBのダニエル・リカルドか両チームのリザーブドライバーであるローソンが有力視されている。

 しかし英国のF1専門メディア『PlanetF1.com』の記者、トーマス・マハー氏によると、ローソンはレッドブルの現行マシン「RB20」を用いたテストで、先週末のマックス・フェルスタッペンのタイムをもとに算出された基準タイムからコンマ2秒遅いタイムしか出せなかったといい、ローソンがレッドブルグループのどちらのマシンのシートを獲得できるか否かは、ペレスのサマーブレイク前の残り2戦の出来次第だという。

 一方で、アメリカのスポーツ専門メディア『Last Word On Sports』はかねてから噂されていたローソンの契約条項(シートを提供されなければ他チームに移籍できるもの)に言及し、レッドブルのヘルムート・マルコ博士が「RBはジュニアチームであるということが株主らと確認された」「我々は彼(ローソン)を放出しない。なぜなら彼に再びチャンスを与えるからだ」と発言したことを紹介した。

 これらが事実だとすると、ローソンが両チームのどちらか、特にRBでシートを得る可能性は十分にある。そうなるとレッドブルの1枠を争っていると目されていたペレスとリカルドのいずれかがシートを失うことは避けられないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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