その他

「実は、体操選手って結構喫煙者が多いんです」五輪メダリスト・池谷幸雄氏、宮田笙子の違反行為に見解「プレッシャーがものすごく大きくて…」

THE DIGEST編集部

2024.07.20

パリ五輪を目前に、喫煙・飲酒の事実が発覚した宮田は代表を辞退した。写真:滝川敏之

 パリ五輪の体操女子代表キャプテン、宮田笙子(順天堂大)が代表行動規範に違反し、五輪出場を辞退した件について、1988年ソウル五輪の体操団体総合と個人ゆかで銅メダル、92年バルセロナ五輪で団体銅メダル、個人ゆかで銀メダルを獲得した池谷幸雄氏が、問題となった喫煙について見解を示した。

【PHOTO】パリ五輪出場が内定した日本体操女子代表5選手の厳選フォト!

 7月19日にMBSテレビ「よんチャンTV」に出演した池谷氏は、「オリンピックの直前なので残念で仕方がない。エースが抜けるということは、日本にとって痛手で、残念です」と語り、さらに「実は、体操選手って結構喫煙者が多いんです」と話を続けた。

「成人選手ですけども、持久力がいらないというところで言うと、絶対とは言い切れないですが、(喫煙は)そこまで影響がない。それよりも精神的なプレッシャーが大きい。僕の大学の先輩でも一種目終わるごとに吸いに行く人がいました。精神的にくるものがすごく大きくて、それを和らげるために喫煙する方はけっこういました」
 
 さらに宮田については、「若いうちからエースとして活躍して順調に日本代表になった選手」と話し、「エースとしての重圧はものすごくあったと思うんです。自分の取れる点数を必ず取るのがエースの使命なので、その意味でものすごくプレッシャーはあったと思います」と自身の見解を語った。

 パリ五輪直前での宮田の代表辞退が、大きな波紋を呼んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「協会の規範が不合理だとは思わない」橋下徹氏が宮田笙子の"五輪辞退"であらためて持論を展開!「最悪自宅や私的な場での飲酒なら…」「スケボーの事例とは異なる」【パリ五輪】

【関連記事】「非常識な話じゃないか」体操女子・宮田笙子の"前代未聞"の五輪辞退に海外記者も反応「日本代表にとっては大損失」「残念だ…」

【関連記事】「喫煙してることを知ってる関係者もいたのでは?」体操女子・宮田笙子の"五輪辞退"にバルセロナ五輪出場の法政大教授がスタッフにも「責任の一端はある」と指摘

RECOMMENDオススメ情報