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体操

「若者は失敗から学び成長するもの…」“尾木ママ”が19歳宮田笙子の五輪辞退に私見!「取り返しのつかないような重い処分は違う」

THE DIGEST編集部

2024.07.20

パリ五輪を辞退することになった19歳の宮田笙子。写真:滝川敏之

パリ五輪を辞退することになった19歳の宮田笙子。写真:滝川敏之

 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏が7月20日に、自身のブログを更新。「失敗の教育学ー体操界では?」と題した記事のなかで、体操女子でパリ五輪代表の主将を務める宮田笙子(19歳・順天堂大)が飲酒と喫煙行為が確認されたため、五輪出場を辞退した件について私見を綴った。
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 宮田は、合宿のため訪れていたフランス・モナコで、オリンピックの日本代表選手として“行動規範違反”があったと協会に判断されチームを離脱し、帰国した。その後、協会が本人に聞き取り調査を行ない、疑惑の喫煙行為に加えて“飲酒行為”も発覚。19日の日本体操協会の会見でパリ五輪の出場を辞退することを発表した。

 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏は自身のブログで「パリオリンピック女子体操キャプテンであり第一人者でもあるA(19歳)さん つい最近の飲酒・喫煙が発覚して代表辞退、日本選手チームは一人欠いた4人で戦わざるを得なくなったのです」と綴り始めると「前代未聞です」「失望の声が広がっています」と説明し、「尾木ママは機械的な厳罰主義に偏っているように思います」と言及した。

 さらに「他種目との方針の違いも気になります」と指摘。「違法行為は処罰されます」と言及した上で、「しかし取り返しのつかないような重い処分は違うように思います」と記し、「特に若者は、失敗から学び成長するものです」と私見を述べた。
 
 また“尾木ママ”は「『失敗と書いて成功と読む』とはかつての野村克也監督の名言です」と球界の名監督の言葉を引用。続けて、「教育的には小さい頃から小さい失敗を沢山する方がその度に学び成長します」と綴り、「だから協会の指導姿勢も問われているのではないでしょうか?」と指摘した。

 最後に「なんだかやりきれない尾木ママです」と複雑な心情を伝え、「みなさんはどうですか?」と自身のブログの読者に呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

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