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モータースポーツ

国内トップカテゴリーに参戦する“女子大生”レーサーの気性の荒さとドライビングに心配の声「他のドライバーがケガしないことだけ願う...」

THE DIGEST編集部

2024.07.23

今季からアジアトップカテゴリーのスーパーフォーミュラに参戦しているJuju。(C)Getty Images

今季からアジアトップカテゴリーのスーパーフォーミュラに参戦しているJuju。(C)Getty Images

 アジアトップカテゴリーの全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)に今季から参戦している現役女子大学生ドライバーのJuju(TGM Grand Prix)は7月21日、SF第4戦となる富士大会の決勝に出場し、19位で完走を果たした。日本人女性初のSF参戦など偉業を成し遂げている一方、他カテゴリー参戦時も含めそのドライビングにファンから疑問の声が上がることもあり、今大会でもそのような場面が見られたことで非難が集まっている。

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 元F1レーサーの父・英樹氏の下でレース活動をスタート。ヨーロッパを中心に活躍し実績を重ねたことでSFの公式テストへの参加、シート獲得につながった。男性ドライバーと比較して身体能力で劣る部分があるものの、物怖じしないメンタルとカートを始めた3歳から培ってきたレース勘と経験値で挑戦を続ける姿勢から多くのモータースポーツファンの注目を集めている。

 一方でドライビングや気性の荒さが目立つシーンも。今年5月には、過去のフォーミュラカーを使用したレース「BOSS GP」に出走した際、ブレーキング時にスピンを喫し、そのままリタイヤ。マシンから降りた後に無断でコースを横切り、あろうことか他チームから借りていた約600万円ほどのステアリングを地面に叩きつけコース上に放置するという前代未聞のトラブルを起こした。

 SFでも周回遅れになった際に提示され、後方から接近しているマシンに進路を譲らなければならないというサインの青旗を数回にわたって無視するなどドライビングマナーが疑問視されてきた。また、21日の富士大会ではホームストレート上で後方にマシンがいるにもかかわらずふらふらと進路を何回も変更し、後方車を走路外に幅寄せする形となったことから相手ドライバーに無線で苦言を呈されてもいる。

 この様子がSNSで拡散されるとファンからの非難が集中。
「確かにこれはやばい」
「ほんとに他のドライバーがケガしないことだけを願う...」
「250キロで進路妨害とか普通に死人が出る」
「余裕が無くて前しか見れないのかも」
「SFはもちろん、下のカテゴリーでも見たことないレベル」
といった意見が集まった。

 今大会には昨年比1.5倍の2日間延べ4万9200人が観戦に訪れるなど、人気が確実に上昇しているSF。その功労者の1人でもあるJujuは人気だけでなく、ドライビングでも観客を魅了することができるのか、今後も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】女子大生レーサーJujuのドライビングをチェック!
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