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パリ五輪選手村の「反セックス」疑惑の“段ボールベッド”について、高飛び込み金メダリストら複数選手が検証動画でデマ否定

THE DIGEST編集部

2024.07.23

段ボールベッドの強度を伝えたデーリー。(C)Getty Images

 開幕を直前に控えたパリ五輪。選手村には各国の代表選手たちが続々と到着しており、SNS上に現地の様子が次々と公開されている。

 現在、そのなかで話題なのが、東京五輪に続いてパリでも採用となった段ボール製のベッドだ。現地20日には、男子体操アイルランド代表のリース・マクレナハンが自身のインスタグラムを更新し、その耐久性について検証動画を投稿。「"アンチセックス"が目的という説は再び反証される」とあらためて強度の高さを伝えた。

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 段ボールベッドの採用に疑問の声が上がるのは、今回が初めてではない。2021年開催の東京五輪では、「ベッドの耐久性を下げ、選手同士に性行為をさせないため」という報道が広がり、この時もマクレナハンはベッドの上で激しくジャンプする検証動画を公開。「フェイクニュース!」と"噂"をキッパリ否定していた。

 さらに今回、マクレナハンに続いて段ボールベッドの頑丈さをSNS上で伝えたのが、東京五輪の男子10メートルシンクロ高飛び込みで金メダルを獲得している英国のトーマス・デーリー。現地22日、「選手村の段ボールベッドが話題だけど、実際にはこんな感じ!」と文面につづり、約30秒間のショートムービーを掲載している。

 動画内では、「選手村の段ボールベッドについて知りたがっている人のために、どんなものか紹介しよう」と話し始め、細部を撮影しながら「段ボールにマットレス、マットレストッパー…」などと説明。最後は、マクレナハンと同じくベッドの上で繰り返しジャンプし、「見ての通り、かなり頑丈!」と付け加えていた。

 なお、パリ五輪は現地26日に開幕。現地8月11日まで17日間にわたって32競技329種目が行なわれる予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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