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【F1】「は? なんだこの記事」好走の角田裕毅が11位で無得点のリカルドが6位の“不可解”判定にファン大激怒! F1公式は真逆の評価

THE DIGEST編集部

2024.07.23

2戦連続の入賞にもかかわらず厳しい評価を受けた角田。(C)Getty Images

 F1公式サイトは日本時間7月23日、前週ハンガリーGPの勝者と敗者を紹介する記事を配信した。海外メディアでは予選でのクラッシュにより低評価を下されたケースもあったRBの角田裕毅は今回、勝者に名を連ねた。

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 現地21日に決勝が行なわれたハンガリーGPで角田は9位入賞を果たし、2戦連続でポイントを獲得。前日の予選でのクラッシュからメカニックの夜を徹する修復作業によりグリッドに戻ることができた角田は、自身の卓越したタイヤマネジメント力で唯一の1ストップ作戦を成功させ、ライバル勢との激しい入賞争いを制した。

 しかし海外メディアの評価は厳しく、モータースポーツ専門メディア『The Race』は角田を全20人中11位と評価。「角田の週末は順調だったが、Q3のターン5で大きく飛び出し、バリアに激しくぶつかり、メディカルセンターへの搬送とシャシー交換を余儀なくされたことでランキングを落としたが、レースで予想外のワンストップ戦略をとったことでそれを補った」と紹介し、ノーポイントで終わったチームメイトのダニエル・リカルドの6位と大きく差をつけた。

 この評価に日本人ファンは激怒。「あまりにも一部のドライバーへのひいきがひどい」「は? 理解に苦しむ。なんだこの記事」「明らかな人種差別」などの意見が出た。

 一方でF1公式サイトでも同グランプリの勝者と敗者を紹介。F1初優勝を飾ったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)やピアストリに優勝を譲ったランド・ノリス(同)、2連続表彰台に輝いたルイス・ハミルトン(メルセデス)らとともに角田の名前も勝者としてランクイン。リカルドは敗者に名を連ねていた。

 角田の高評価は、予選からの復活劇とタイヤマネジメント力はもちろんだが、その他に理由として挙げられたのはコンストラクターズランキング上での貢献度だ。「この2ポイントにより、RBはコンストラクターズ選手権の6位争いでハースとの差を6点に広げた」とし、ライバル勢が入賞を逃す中でも安定したレース運びでチームに報いたドライビングが評価された。

 レッドブル昇格の有力候補として知られている角田とリカルド。日本国内ではパフォーマンスの面から角田を推す声が多いが、海外では様々な評価や見方があるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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