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「熱中症で倒れる選手も出た…」エアコンなしで窓の開かない“移動サウナバス”の危険性に韓国代表選手たちが警鐘!【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.26

韓国競泳のキム・ウミン(中央)は移動バスの酷暑に警鐘を鳴らした。テロ対策のため窓はテープで止められ、開閉不能だという。(C)Getty Images

韓国競泳のキム・ウミン(中央)は移動バスの酷暑に警鐘を鳴らした。テロ対策のため窓はテープで止められ、開閉不能だという。(C)Getty Images

 パリ五輪を巡る暑熱問題にテロ対策が絡み、小さくない懸念が生じているようだ。

 今大会の選手村でオリンピアンたちに用意されて各部屋には、エアコンが設置されていない。大会組織委員会は「史上もっともサスティナブルな大会」をスローガンに掲げ、エアコンがなくとも地下水利用の床下冷房を採用することで、室温を23~26度に保つことができると説明している。
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 ただ、選手たちは過酷な環境を強いられていると、韓国全国紙『京郷新聞』が指摘する。「選手たちは暑さとテロの両方に苦しんでいる。冷房設備のないサウナのようなバスでの長時間移動にあって、熱中症で倒れてしまう選手も出たほどだ」と伝えた。

 同メディアは韓国競泳代表であるキム・ウミンの証言を紹介。今年行なわれた世界水泳・400m自由形で金メダルに輝いた韓国のエースは、「僕は同じバスに乗っていなかったけど、他国の代表選手がバスの中で倒れたと聞きました。選手村からプールまでは40分くらいかかるんですが、バスにはエアコンがないんですよ」と明かし、「バスにはたくさんの人が乗っているし、窓はすべてテープで閉められていて開けられない。トレーニングを始める前から暑さでぐったりして大変なんです」と苦言を呈した。
 
 韓国選手団は経費をねん出して、選手たちの各部屋へのエアコン設置を決めた。現時点でパリは予想されたほどの酷暑ではないようだが、移動バスまではさすがに手が及ばないという。同じく世界水泳・200m自由形で優勝したファン・スンウも「部屋にはクーラーがあって暑さを感じないんですが、移動中が暑すぎる。バスの警備員はいつも窓にテープがちゃんと貼ってあるか、徹底的にチェックします。このままではパフォーマンスに影響で出るので、早く改善してほしいですね」と訴えた。

『京郷新聞』は「チームの移動バスの窓はすべて閉じられ、開閉できないようにテープで止められている。外部からの攻撃のリスクを低減させ、テロの危険から選手たちを守るためだ」と実情を明かす。そのうえで、「とはいえ、窓を開けられない選手たちは苦しんでおり、少なくとも20人以上は乗っているバスに事実上閉じ込められ、暑さと戦っている。やはり“エアコンなし”はアスリートたちにとってひとつの脅威なのだ」と結論づけている。

構成●THE DIGEST編集部

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