現地７月26日の午後７時半から、いよいよパリ五輪の開会式が実施される。７時間の時差があるため、日本時間では同27日の午前２時半からになる。

　開会式は夏のオリンピック史上初めてスタジアムの外で行なわれる。セーヌ川沿いで約１万人の各国トップアスリートは船に乗り、セーヌ川を６キロに渡ってパレードする。川の両岸には約32万人もの観客が訪れる見通しだ。

　はたして、100年ぶり３度目の開催となるパリでのオリンピック開会式はどのような式典になるのか。現地でも大きな期待が寄せられ、どんな演出やパフォーマンスを披露するのか注目度は高まっている。

　そんななか、1821年創刊の英国の老舗大衆紙『The Guardian』電子版は「レディー・ガガとセリーヌ・ディオンがパリオリンピックの開会式でデュエットを披露」と衝撃的な見出しを打ち、配信している。
  　記事では「金曜日の夜、パリで開催される華やかなオリンピック開会式でセリーヌ・ディオンとレディー・ガガのデュエットで幕を閉じるという確信が高まっている」と報じており、世界的トップアーティストである２人はすでにパリ市内に到着しているというのだ。「開会式のディレクターであるトマ・ジョリーや彼の制作チームが準備していることは何も明かさない。しかし、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は目を輝かせながら、『サプライズもあるんだ』と笑顔で締めくくった」と伝えている。

　また、一部ファンがセーヌ川周辺の厳重な警備にもかかわらず、川の浮島の白いピアノのそばに立つレディー・ガガによく似た人物を見たとの目撃情報も飛び交っている。

　花の都で開催されるオリンピックは「スポーツを街のなかに」がテーマのひとつであり、たくさんの競技がパリ市内で実施される予定だ。主催者はこの開会式で、「とてもオープンかつインクルーシブ、そして環境に配慮したフランスの姿を表現したい」と考えている。

構成●THE DIGEST編集部

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