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【パリ五輪】バドミントン、奈良岡巧大、大堀彩、西本拳太、五輪初出場組がそろって白星スタート!

THE DIGEST編集部

2024.07.29

シングルスの予選ラウンドで好スタートを切った、奈良岡(左)、大堀(中)、西本(右)の五輪初出場組み。(C)Getty Images

 現地7月28日に行われたバドミントンの競技2日目で、日本勢は予選ラウンド5試合に出場し大堀彩らが快勝を収めた。

 男子シングルス グループDでは、世界ランキング10位の西本拳太(ジェイテクト)がカザフスタンのディミトリー・パナリンを21-5、21-11のスコアで一蹴。同5位の奈良岡功大(NTT東日本)もグループJでブラジルのイゴル・コエリョを21-16、21-19で振り切り、揃ってストレート勝ちを収めている。

 また女子シングルス グループJでは、同10位の大堀彩(トナミ運輸)がトルコの同51位ネスリハン・アルン(トルコ)を21-9、21-7と圧倒。第2ゲームでは9連続得点を決めるなど、わずか32分間の快勝だった。

 シングルスの奈良岡、西本、そして大堀は揃って五輪初出場。「想定していた以上の緊張を感じた」(大堀)と初舞台の緊張感を異口同音に語ったが、第2ゲームを逆転で制した奈良岡を含め、この1試合のなかで硬さにしっかりと対処している。
 
 圧勝劇は、混合ダブルスでも見られた。渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)の初戦だ。東京五輪銅メダルの「ワタガシペア」は、台湾の同10位李佳馨/葉宏蔚ペアに21-14、21-13のストレート勝ち。抜群のコンビネーションで終始優位に立つ危なげない勝利だった。

 なお、「ワタガシペア」が入ったグループCはデンマークペアが棄権したため、今回の勝利で早くも決勝トーナメント進出が決定した。

 一方、女子ダブルスで予選ラウンド2戦目に臨んだ同6位の永原和可那/松本麻佑(北都銀行)の「ナガマツペア」は、マレーシアの同13位パーリー・タン/ティナ・ムラリタラン組と対戦。第1ゲームを21-18で先取したものの、第2ゲームを15-21で奪われると、第3ゲームは一時7差をつけられて16-21で落としてしまった。

 これで、予選ラウンドの成績は1勝1敗。同1位の中国ペアと戦う第3戦に決勝トーナメント進出をかける。

構成●THE DIGEST編集部

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