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体操

喫煙・飲酒問題で宮田笙子は不在も…「心は5人で戦っていたね」 田中理恵が体操女子代表に応援メッセージ「みんなの気持ちが伝わってきた」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.30

団体戦を4人で臨んだ体操女子日本代表。写真:西村尚己/アフロスポーツ

団体戦を4人で臨んだ体操女子日本代表。写真:西村尚己/アフロスポーツ

 予選突破の初出場4人に先輩からもエールが送られている。

 現地7月28日、パリ五輪体操の女子団体総合予選がベルシー・アリーナにて行なわれ、岸里奈、岡村真、中村遥香、牛奥小羽と、異例の4人体制で臨んだ日本代表は、4種目合計162.196点をマーク。目標として掲げていた160点を大きく上回り、アメリカ、イタリア、中国、ブラジルに次ぐ5位で決勝へと駒を進めた。

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 開幕直前には、主将を務める宮田笙子が喫煙、飲酒問題により代表辞退…。さらにこれが怪我や病気による離脱でないことから補欠の繰り上げはできず、4人体制でパリ五輪に臨む事態となった。ただ、そんななかで迎えた今大会の予選では、それぞれが華麗な演技で会場を魅了。日本の決勝進出は、これで5大会連続だ。

 4人の頼もしいパフォーマンスを受け、2012年ロンドン五輪日本代表の田中理恵さんは、自身のインスタグラムを更新。中継インタビューに応じる選手たちの写真とともに、「団体予選の演技を見ていると みんなの気持ちが伝わってきた この4人が何を伝えたいか!」と書き始め、後輩たちに応援メッセージを送っている。

 さらに代表辞退となった主将・宮田の存在を踏まえ、「心を強く 作ってきたチームワーク 絶対心は5人で戦っていたね」と続けると、「強くて美しくて 正しい体操をする 日本の体操をもっともっと まだまだパリオリンピックで見せつけて!」と力強くエール。「自分との戦い、思い切って一つ一つ丁寧に」ともつづった。

 注目の決勝は、日本時間31日午前1時15分からスタート。主将不在の試練を乗り越え、60年ぶりの表彰台入りを果たせるか。4人の躍動に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】ロンドン五輪代表・田中理恵さんがインスタグラムで寄せたメッセージ
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