体操

人気漫画スラムダンクの“名台詞”に体操男子・水鳥寿思監督が感謝「僕たちは最後まであきらめませんでした!」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.30

金メダルを獲得した体操男子団体と水鳥寿思監督(右)。写真:JMPA代表撮影

 現地7月29日にパリ五輪・体操男子団体の決勝が行なわれ、日本は大逆転で金メダルを獲得した。同種目の金メダルは2016年のリオデジャネイロ五輪以来、2大会ぶりだ。

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 橋本大輝、萱和磨、谷川航、岡慎之助、杉野正尭の日本が、劇的な大逆転で王座に返り咲いた。5種目を終えた時点で日本は2位。ところが最終種目の鉄棒で首位に立っていた中国の選手が2度も落下したため、日本に挽回のチャンスが生まれた。

 日本の3人目は橋本。2種目めの「あん馬」で落下したエースが、鉄棒でほぼ完璧な演技を見せて得点を伸ばし、土壇場で日本が中国を逆転して金メダルを手にした。

 あきらめない気持ちが実を結んだ。金メダルを獲得した後、体操男子の水鳥寿思監督が自身のX(旧ツイッター)を更新。人気バスケ漫画スラムダンクの作者、井上雄彦さんから贈られた色紙をあらためて公開し、次のようなメッセージを書き込んで感謝した。

「井上雄彦さんからTEAMJAPAN に送っていただいたメッセージ。"あきらめたらそこで試合終了ですよ"。僕たちは最後まであきらめませんでした! あきらめずにつないでいったらチャンスがくると信じていました! ありがとうございました!」
 
 水鳥監督は大会前に贈られた井上さんからの色紙を、日本選手団が利用するカフェに設置したと7月26日の投稿で報告していた。

 井上さんから贈られた色紙には、「ガンバレ日本代表! 我らがニッポンここにあり。2024 PARIS」という直筆メッセージに加えて、主人公の桜木花道、宮城リョータ、安西先生のイラストも。さらに安西先生の名台詞、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」も記されていた。

 あきらめない気持ちが、体操男子団体の金メダルにつながった。

構成●THE DIGEST編集部

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