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【パリ五輪】BMX中村輪夢、悲願のメダル逃すも…"世界初"の新技披露にファン大興奮「やば!でたーー」

THE DIGEST編集部

2024.07.31

パリ五輪のBMXフリースタイルの中村輪夢。(C) Getty Images

 パリ五輪のBMXフリースタイルの中村輪夢は、現地7月31日にコンコルド広場で行なわれている男子決勝に4番手で出場。ベストスコア90.89ポイントをマークし、5位でフィニッシュ。悲願のメダル獲得を逃した。

 4番手に登場した中村は1走目ドロップインすると、いきなり、後方宙返りしながらバイクを1回転させる「バックフリップ・テールウィップ」からの一度バイクをキャッチし、バイクを1回転させる「テールウィップ」でメイク。世界初の新技を披露した。

 さらに中盤にも初公開の「ダブルダウンサイド」からの一度キャッチして、1回転させる「テイルウィップ」を披露。完璧にメイクし、会場を沸かせた。国際放送の解説を務めた勅使川原大地氏も大興奮「世界初です!世界初」と驚嘆。その後もミスなくメイクを続け、90.35ポイントをマーク。この結果に勅使川原氏は納得のいかない様子を示し、「やはり求めるのは最後の15秒なんですね」とコメントした。

 暫定3位で迎えた2走目は会場の音楽に身体でリズムに合わせて乗りながら、ドロップイン。世界初の新技を再び披露し、完璧にメイクしてみせた。解説も「パーフェクトすぎる」と驚愕。その後も順調に技を詰め込み、攻めのライディングをみせ続け、90.89ポイントをマーク。しかし、5番手のフランス代表アントニー・ジャンジャンが93.76をマークし、表彰台入りを逃した。
 

 惜しくも金メダルは逃したが「やば!新技でたーー」「世界初のトリックが2個入ってるって競技面白すぎでしょw」「お披露目の舞台が大きすぎる」「なんじゃこりゃ」「イエーイ!」などと、歓喜の声があがった。

 なお、BMXフリースタイルの決勝はアルゼンチン代表のホセ・トーレス・ヒルが1位。イギリス代表のキーラン・ライリーが2位、フランス代表アントニー・ジャンジャンが3位という結果になっている。

構成●THE DIGEST編集部

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