卓球

卓球王国も冷や汗…張本智和を執念で破った中国選手に母国メディアは賛辞「絶体絶命の状況から挽回した!」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.02

張本を破ってベスト4に駒を進めた樊振東。(C) Getty Images

 相手をあと一歩まで追い詰めながらの悔しい敗戦だ。

 現地8月1日、パリ五輪の卓球男子シングルス準々決勝がパリ南アリーナにて行なわれ、世界ランク9位の張本智和は、2023年の世界選手権を制している同4位の樊振東(中国)と激突。ゲームカウント3-4(11-2、11-9、4-11、7-11、11-4、7-11、8-11)で惜しくも競り負け、自身初の準決勝進出とはならなかった。

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 過去の対戦で樊振東に2勝7敗と大きく負け越している張本だが、この日は、立ち上がりから優位に試合を進め、開幕2ゲームを先取。続く第3、4ゲームを返されてもその勢いは止まらず、4ポイントしか落とさずに5ゲーム目を奪取する。しかしここから樊振東が意地を見せ、世界王者の2ゲーム連取で試合決着となってしまった。

 この激闘後、中国ニュースサイト『澎湃新聞』は、「絶体絶命の状況から挽回した!」と見出しを打ち、崖っぷちからひっくり返した母国選手のパフォーマンスを称賛。「中国の樊振東は、ゲームカウント0-2、2-3とリードを許しながらも、見事な逆転劇で日本の張本智和を4-3で下し、準決勝進出を決めた」と結果を伝えている。

 さらに記事内では、「樊振東の調子が上がらず、張本が11-2というビッグスコアでゲームを先取」「9-9まで拮抗した第2ゲームも、ここぞという場面で張本が2ポイントを連取」などと、ヒリヒリする試合展開をレポート。「後がない樊振東は重圧に耐えた」と綴っており、"卓球王国"にとってもひやりとする一戦だったようだ。

 なお東京大会で同種目の銀メダルを獲得している樊振東は、これで2大会連続の準決勝進出。現地2日には、決勝進出をかけてフェリックス・ルブラン(フランス)戦に臨む。

構成●THE DIGEST編集部
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