格闘技・プロレス

「これは重量級の投げじゃないぞ!」日本人4大会ぶりの“世界最強”へ柔道・斉藤立が東京五輪金メダリストを“一本勝ち”撃破!【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.02

きれいな内股で一本勝ちした斉藤(白)。写真:Panoramic/アフロ

 パリ五輪の柔道男子100キロ超級が現地8月2日に開催され、日本代表の斉藤立が初戦となる2回戦に勝利。過去、日本人選手が3大会連続で逃している"世界最強"の称号へ一歩前進した。

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 父は84年ロス五輪、88年ソウル五輪の金メダリストである仁さん。五輪連覇の息子として初出場した。

 初陣となった2回戦は、東京五輪金メダリストのルカシュ・クルパレク(チェコ)と対峙。初戦からいきなりの大一番で、1回戦から合わせ技一本で調子が良さそうに見えたクルパレクに、22歳の日本人がどう挑むかに期待が集まっていた。

 斉藤は序盤から奥襟をつかみ、自分の得意な展開に持ち込もうとする。一度はクルパレクの背負い投げにあわや、という場面もあったが冷静に対応。そして1分31秒、大内刈りからの内股が見事に決まり一本を奪った。五輪王者を相手に、斉藤が圧巻の柔道を披露した。

 この結果にファンからは、
「見事な一本勝ち。良い面構えにしてる」
「これは重量級の投げじゃないぞ!」
「これぞ柔道」
といったコメントで溢れた。

 次戦、斉藤は準々決勝でアンディ・グラダ(キューバ)と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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