バレーボール

引退前最後の試合か...女子バレー古賀が涙浮かべケニア戦振り返る「主将とか考えずバレーが大好きな“古賀紗理那”として戦った」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.03

チーム最多の16得点で勝利に貢献した古賀。写真:YUTAKA/アフロスポーツ

 パリ五輪女子バレーボール日本代表(世界ランク7位)は現地8月3日、1次リーグ第3戦のケニア代表(同20位)との試合にストレート勝利(25-17、25-22、25-12)。今大会での現役引退を発表しているキャプテンの古賀紗理那が試合後に涙する場面があった。

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 日本は初戦ポーランド代表(同3位)に1-3、第2戦ブラジル代表(同2位)にストレート負けといずれも勝点を奪えていない試合が続いていた。

 今日の試合では終始ケニア代表を圧倒し予選ラウンド突破の最低条件であるストレート勝ちは達成。しかしもう1つの条件、今大会1セットも獲得できていないフランス代表(同19位)が現地8月4日の試合でアメリカ代表(同6位)にストレート勝ち、という条件を満たすことは可能性が低いとの見方が強く、依然日本代表の予選ラウンド突破は厳しい状況だ。

 この試合が引退試合となる可能性が高い古賀は、試合後にはコート上で涙する場面も。インタビューでは「最後かもしれないし最後じゃないかもしれないというところでみんなで気持ち立て直して勝つことができて良かったです」とし「今日はキャプテンとか考えずにバレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」と振り返った。

構成●THE DIGEST編集部

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