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【パリ五輪】尾﨑野乃香が1回戦を32秒で突破も、2回戦で東京五輪銅メダリストに残り5秒で惜敗【レスリング女子68kg級】

THE DIGEST編集部

2024.08.06

初の五輪、尾﨑は2回戦で敗北を喫した。(C)Getty Images

 日本時間8月5日(日付は以下同)からスタートした、パリオリンピックのレスリング競技。シャン・ド・マルス・アリーナのマットBで行なわれた女子68kg級では、尾﨑野乃香が1回戦を突破するも、2回戦で敗北を喫した。

 階級を上げて悲願のオリンピック行きの切符を掴み取った尾﨑。初の大舞台で迎えた1回戦の第7試合、ベネズエラ代表のソレイミ・カラバロと対戦すると、わずか7秒で4ポイントを獲得、さらに32秒でテクニカルスペリオリティ勝ちとなる電光石火の早業を披露し、10-0で圧勝を収めた。
 
 続く2回戦では、キルギス代表で東京オリンピック銅メダリストのメーリム・ジュマナザロワと激突。第1ピリオド終了時点で0-6と劣勢に立たされるも、第2ピリオド残り2分にタックルからのローリングで4点を返し、残り1分には再びタックルで同点に。しかしラスト5秒で2ポイントを取られ、無念の敗戦となった。

 このあと午前4時40分頃から行なわれる準決勝でジュマナザロワが勝利し、決勝に進出した場合、尾﨑は敗者復活戦へ進むことになる。

構成●THE DIGEST編集部

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