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体操

「金メダルに値する」体操・橋本大輝の“紳士的な気遣い”に再脚光!「信じがたいスポーツマンシップの瞬間」として米誌が特集【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.07

体操男子団体で金メダル獲得に貢献した日本の橋本大輝。(C) Getty Images

体操男子団体で金メダル獲得に貢献した日本の橋本大輝。(C) Getty Images

“紳士的な振る舞い”が再び脚光を浴びている。

 パリ五輪が大会12日目を迎えた現地8月6日、米誌『People』は、「五輪金メダルに値する信じがたいスポーツマンシップの瞬間12選」との見出しで特集を掲載。今大会ここまで話題となったスポーツマンシップ溢れるシーンを紹介しており、その1つに体操男子・橋本大輝の「静かに」ジェスチャーが取り上げられた。

【画像】最後まで諦めず掴んだ2大会ぶりの金メダル!パリ五輪体操・日本男子団体の演技を厳選ショットで一挙公開!
 まず記事内では、「五輪は最も熾烈なスポーツの競争が行なわれる場であり、競技者たちが最後まで金メダルを目指して戦う」と前置きした上で、「ただ2024年パリ大会では、マットやフィールド、コース上で別の壮観な光景も広がっている」と記述。「それは国境を越えたスポーツマンシップだ」と続け、それぞれのシーンを振り返っている。

 橋本の仕草が注目されたのは、現地7月29日の体操男子団体決勝だ。最終種目・鉄棒の演技直後、場内に大歓声が沸き起こると、まだ中国選手の最終演技が残っていたことから、日本のエースは人差し指を口元に当て、静かにするよう観客に要求。少しでも相手チームが演技しやすい雰囲気になるよう協力を求めたのだ。

 このシーンをリストの3番目にピックアップしている同メディアは、「素晴らしいスポーツマンシップ」と橋本が咄嗟に見せた対戦相手へのリスペクト、気遣いを称賛。「スタンドへ向かって口元に指を当て、観客に静かにするようジェスチャー。ライバルの中国代表・張博恒が最後の演技に集中できるよう配慮したのだ」と伝えている。

 なお結果的に日本代表は、同種目で金メダルを獲得。2016年リオ五輪以来2大会ぶりに王座奪還を果たした。

構成●THE DIGEST編集部


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