水泳

アーティスティックスイミング、日本は総合5位で2大会連続表彰台逃す。金メダル中国の圧巻演技に海外実況驚嘆「なんて美しいの」「パーフェクト」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.08

日本はチームで2大会ぶりのメダル獲得を狙ったが総合5位。表彰台は叶わなかった。(C)Getty Images

 現地8月7日、パリ五輪はアーティスティックスイミングのチームアクロバティックルーティンが行なわれ、テクニカルルーティンとフリールーティン終わりで4位だった日本は252.7533点をマークし、合計880.6841点とし最終結果は5位。2大会連続でメダルを逃した。

 8人で演技するチームは、テクニカルルーティンとフリールーティン、そして今大会から加わったアクロバティックルーティンの3つの演技の合計点で競う。

 最初のテクニカルルーティンで演技の一部が認められず、当初は6位と発表された日本が、大幅な減点に対する抗議が認められ、3位に修正された。2つ目のフリールーティンは「チェス」をテーマに演技し、冒頭に高さのあるダイナミックなリフト技を決めるなど、キレのある連続した足技で動く駒を表現した。だが、序盤のリフト技が認められず、343.0291点と伸び悩み全体6番目。順位をひとつ下げて4位だった。

 そして、メダルの色を懸けたアクロバティックルーティン。7番目の日本は鮮やかなエメラルドグリーンの衣装で登場した。冒頭はリフトから打点の高いジャンプを見せると、中盤から終盤にかけてダイナミックな水しぶきを披露。一糸乱れぬ動きでやり切ったが得点は252.7533点と全体7番目で、総合順位は5位と表彰台には届かなかった。

 なお、金メダルは中国。高さのあるリフト技や同調性の高い足技を見せ、2位以下のアメリカ、スペインら後続を大きく突き放す断トツの得点で優勝した。海外実況も「ワオ!」「なんて美しいの」「まさにパーフェクト」と賛辞を惜しまない盤石の強さを見せた。
 
▼アーティスティックスイミング 最終順位
金  中国 996.1389
銀  アメリカ 914.3421
銅  スペイン 900.7319
4位 フランス 886.6487
5位 日本 880.6841
6位 カナダ 859.2229
7位 メキシコ 853.7932
8位 イタリア 845.9670
9位 オーストラリア 728.4358
10位 エジプト 705.9814

構成●THE DIGEST編集部

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