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“金メダル候補”藤波朱理が圧巻の強さで決勝進出!準決勝で中国選手を10-0で破り公式戦136連勝【パリ五輪女子レスリング】

THE DIGEST編集部

2024.08.08

藤波が決勝進出を決めた。(C)Getty Images

 日本時間8月8日(日付は以下同)、パリ五輪レスリング競技の女子53kg級準決勝がシャン・ド・マルス・アリーナで行なわれ、日本代表の藤波朱理が龐倩玉(中国)を10-0で圧倒し、決勝進出を果たした。

 今大会の金メダル候補最右翼と目される藤波は、その前評判通り1、2回戦ともフォール勝ちと圧巻の強さを披露。準決勝で戦う龐は東京オリンピック銀メダリストの実力者だが、昨年のアジア選手権で激突した際には10-0でテクニカルスペリオリティ勝ちを収めていた。
 
 迎えた第1ピリオド、果敢に攻め込み自分のペースに引き込むと、1分半から立て続けにバックを取り6ポイントを先取。第2ピリオドもそのまま押し切り1分半を残してテクニカルスペリオリティ勝ちを収め、公式戦の連勝記録を136まで伸ばした。

 自身初となるオリンピックの舞台で、まずは表彰台を確定させた藤波。137連勝目、そして金メダルがかかる決勝戦は9日、昨年の世界選手権で勝利したジェペス・グスマン(エクアドル)と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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