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「残念なホテルの朝食」米現地記者がパリ大会の実情を激白!「エアコンのない部屋」「思い描いていた体験とはほど遠い…」と落胆【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.16

8月11日(日本時間12日)に閉幕したパリ五輪。大会期間中には、さまざまな問題が取り沙汰された。(C)Getty Images

 8月11日(日本時間12日)に閉幕したパリ五輪。大会期間中には、さまざまな問題が取り沙汰されたが、現地取材記者からはいま、どのような評価がなされているのだろうか。
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 米ニュースサイト『Business Insider』のマンシーン・ローガン氏は現地8月16日、過去2大会の夏季五輪開催地を比較し「私を驚かせた7つの酷いこと」との見出しで記事を掲載した。

 同ニュースサイトは、一意見として「東京が効率的で清潔で親切だったため、2度五輪が開催されているパリにそれなりの期待をしていた。ただ残念ながら思い描いていた体験とはほど遠かった」などと発信している。

 なかでも「頭痛の種だった」と同記者が嘆いているのは、その不便な交通手段だ。東京大会では、空港から指定のホテルまで無料のシャトルバスが用意されており、さらに「どの会場へも移動できた」と振り返っているローガン氏。しかし一方でパリ大会は、30日間無料のメトロカードを渡されたが、「限られている会場にしかバスで行けなかった」と話した。
 
 また、東京大会ではブックバッグやタオル、ノートパッド、ペン、クッションなど、機能的なものが配られたそうだが、パリで手に入ったのは「コカ・コーラの水筒」とメディア関係者へ配布される試供品にも大きな違いがあったことを同記者が伝えた。しかし、これには「何もないよりありがたいが、感動はしない。パリやフランスの文化を象徴するようなものが欲しかった」と正直な感想を綴っている。

 この他にも「エアコンのない部屋」、「街にいたネズミ」、「親切でないビザの手続き」、「肌に合わない水」、「残念なホテルの朝食」と、不満を並べたローガン氏だが、記事の最後には「食べ物のほとんどが美味しかった」「素晴らしい人々との出会いがこの体験を価値あるものにした」とも綴り、忘れられない思い出としてしっかり心に残っているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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