秋のGⅠシリーズに直結する有力馬が数多く出走することから「スーパーGⅡ」の呼び名が定着している札幌記念(GⅡ、札幌・芝2000m)が18日に行なわれる。今年も骨っぽい好メンバーがそろった楽しみなレースを読み解いてみよう。
1番人気が予想されるのは、昨年の覇者であるプログノーシス(牡6歳/栗東・中内田正充厩舎)。昨年の金鯱賞(GⅡ)を制して以降の充実ぶりは素晴らしいのひと言。香港のクイーン・エリザベスⅡ世カップ(G1、シャティン・芝2000m)2着、札幌記念1着、秋の天皇賞(GⅠ)3着、香港カップ(G1・シャティン・芝2000m)5着とし、今年も金鯱賞1着、クイーン・エリザベスⅡ世カップ2着と、大崩れを見せずにタフなレースで常に上位争いを演じている。
なかでも、今年の安田記念(GⅠ)を圧勝した香港のチャンピオンホース、ロマンチックウォリアー(Romantic Warrior)の2着に2年連続で食い込んだクイーン・エリザベスⅡ世カップの走りは、間違いなくGⅠ級の能力を示すもの。3か月半ぶりの実戦にはなるが、これまで休養明けは〔5・1・0・0〕とほぼパーフェクトな成績を残しており、函館の芝コースでの追い切りで見せた終いの豪快な伸びは本来のもので、仕上がりに不安はあるまい。人気でも本馬を主役と評価するべきだろう。
スーパーGⅡらしく、今年は2頭のクラシックホースが出走してくる。2021年のダービー馬シャフリヤール(牡6歳/栗東・藤原英昭厩舎)と、一昨年の皐月賞馬ジオグリフ(牡5歳/美浦・木村哲也厩舎)である。この2頭のうち、ピックアップしたいのはシャフリヤールだ。
ダービーのほかに、2022年のドバイシーマクラシック(G1、メイダン・2410m)を制したほか、昨年のブリーダーズカップ・ターフ(G1、サンタアニタ・芝12ハロン=約2414m)で3着に食い込むなど、実績的には出走馬のなかで随一と言える内容を誇る。昨年の本レースでは11着と、生涯で初めて掲示板を外す大敗を喫したが、これは喉頭蓋エントラップメント(喘鳴症、俗称「喉鳴り」)を発症していたがゆえのもので、手術を施したあとに出走した上記のブリーダーズカップ以降は終いまで問題なく走り切っており、コース適性、洋芝適性に理由を求める必要はない。こちらも人気でも外せない1頭である。
1番人気が予想されるのは、昨年の覇者であるプログノーシス(牡6歳/栗東・中内田正充厩舎)。昨年の金鯱賞(GⅡ)を制して以降の充実ぶりは素晴らしいのひと言。香港のクイーン・エリザベスⅡ世カップ(G1、シャティン・芝2000m)2着、札幌記念1着、秋の天皇賞(GⅠ)3着、香港カップ(G1・シャティン・芝2000m)5着とし、今年も金鯱賞1着、クイーン・エリザベスⅡ世カップ2着と、大崩れを見せずにタフなレースで常に上位争いを演じている。
なかでも、今年の安田記念(GⅠ)を圧勝した香港のチャンピオンホース、ロマンチックウォリアー(Romantic Warrior)の2着に2年連続で食い込んだクイーン・エリザベスⅡ世カップの走りは、間違いなくGⅠ級の能力を示すもの。3か月半ぶりの実戦にはなるが、これまで休養明けは〔5・1・0・0〕とほぼパーフェクトな成績を残しており、函館の芝コースでの追い切りで見せた終いの豪快な伸びは本来のもので、仕上がりに不安はあるまい。人気でも本馬を主役と評価するべきだろう。
スーパーGⅡらしく、今年は2頭のクラシックホースが出走してくる。2021年のダービー馬シャフリヤール(牡6歳/栗東・藤原英昭厩舎)と、一昨年の皐月賞馬ジオグリフ(牡5歳/美浦・木村哲也厩舎)である。この2頭のうち、ピックアップしたいのはシャフリヤールだ。
ダービーのほかに、2022年のドバイシーマクラシック(G1、メイダン・2410m)を制したほか、昨年のブリーダーズカップ・ターフ(G1、サンタアニタ・芝12ハロン=約2414m)で3着に食い込むなど、実績的には出走馬のなかで随一と言える内容を誇る。昨年の本レースでは11着と、生涯で初めて掲示板を外す大敗を喫したが、これは喉頭蓋エントラップメント(喘鳴症、俗称「喉鳴り」)を発症していたがゆえのもので、手術を施したあとに出走した上記のブリーダーズカップ以降は終いまで問題なく走り切っており、コース適性、洋芝適性に理由を求める必要はない。こちらも人気でも外せない1頭である。