格闘技・プロレス

阿部詩が失意の2回戦敗退後、「味わいながら食べていた」“おにぎり”の真相告白に笑撃ツッコミ「すげ~集中力だね!」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.19

混合団体の表彰式で一緒に立った阿部兄妹。写真:AP/アフロ

 パリ五輪の柔道女子52キロ級の阿部詩が、男子66キロ級で金メダルを獲得した兄の一二三と一緒に17日に放送された日本テレビ系の「Going! Sports&News」に生出演。五輪連覇を狙って臨んだ2回戦で失意の一本負けを喫し、どん底に落ちた一戦を初めて振り返った。

 詩は試合映像をこの日、「初めて見ました」とコメント。「投げられる瞬間の前に、自分の中で『いける!』っていう体勢に一瞬入って。足を出した時に後ろに来たので、本当に一瞬でした」と振り返った。技ありで優勢に試合を進めながら、逆転の一本負けを決められた当時の思いは「ショックというより、何が起こったんだという。すぐに理解できなかった」と明かした。

 そのあと話題は変わり、敗戦後に兄・一二三の応援のためにスタンドに陣取り、家族に慰めてもらった場面についてだ。客席の家族の元に戻った詩は少し落ち着いた様子だったが、やはり敗北の悔しさで何度か涙を拭う仕草があった。それでも両親から与えられたおにぎりをパクパクと口に運んでいる様子が中継カメラに抜かれていた。
 
 この場面について、MCの上田晋也(くりぃむしちゅー)から家族とどんな会話をしていたか質問されると、「このとき、あまり覚えてなくて…たぶん、おにぎり食べるのに集中してたと思うんです」と明かすと、予想もしない回答にスタジオは大爆笑。「すげ~集中力だね」と痛烈に突っ込まれていた。

 続けて、「結構集中して。味わいながら食べていました」と笑いながら説明。「おにぎりって、そんなに集中して食べるようなものかな?」と、ここでもツッコミを受けると、「本当にけっこう泣いていたと思うので。お腹が空いてて(笑)美味しかったです」と無邪気なコメントで笑いを誘っていた。

 また、一二三が金メダルを獲得した直後、スタンドで涙を流していた意味を問われると、「8割ぐらいは悔しくて。兄が優勝したのはすごく嬉しくて良かったなという安心感があったんですけど。それよりも自分があの舞台に立ててないのと、一緒に横で金メダルを取りたかった」と語り、悔しさの部分が大きかったと初めて告白した。

構成●THE DIGEST編集部

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