パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚が18日、NHKのスポーツニュース番組「サンデースポーツ」に生出演。閉会式で実現した”奇跡の握手”について言及した。

　日下は番組後半の「ぐっときた名場面」のシーンで、男子グレコローマンスタイル130キロ級で前人未到のオリンピック５連覇を成し遂げた41歳のミハイン・ロペスヌネス（キューバ）とのツーショット写真を公開。閉会式で偶然目の前にいたレジェンドと記念撮影できたと喜び、「全レスリング選手の憧れの存在なので、『写真撮ってください！』って言いに行きました」と笑顔で明かした。

　加えて、「めちゃくちゃデカくて。すごい憧れの人が目の前に来て緊張しました」と興奮気味に話した。
  　そして、アナウンサーから閉会式でサプライズ登場したハリウッド俳優のトム・クルーズと「同じぐらいの緊張感があったのでは？」と質問されると、「そうですね…トム・クルーズさんと握手した時の方が発狂しました」と正直に回答。レスリング界のレジェンド以上にハリウッドを代表するスーパースターとの握手が感動したという、まさかの感想にスタジオは大爆笑だった。

　閉会式の終盤、日下はトイレに行こうとするとスタッフから「いいことがあるから、待っておけ」と足止めされ、しばらくすると場内が暗転。映画『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲が流れ、上からロープでつるされたトム・クルーズが豪快なワイヤーアクションで目の前に降下し、握手する幸運に恵まれたことが話題になった。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】レスリング77キロ級金・日下尚が“担がれた”場面を投稿→軽々持ち上げた50キロ級金・米レスラーが「素晴らしいスーパーウーマン」に反応【パリ五輪】

【関連記事】「急に妹感出てて可愛い」レスリング銅・須﨑優衣が公開した“家族仲良しショット”に大反響！「お母様もお姉さんもきれいな方でビックリ！」【パリ五輪】

【関連記事】「レスリングはいつもそこにある」須﨑優衣に大金星も失格で引退発表したインドのビネシュが早くも復帰を示唆