9月3日、東京・有明アリーナで、プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)と世界同級2位の元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)による、タイトルマッチが行なわれる。
【関連記事】「人生初のダウンなのに…」井上尚弥、ピンチ直後の振る舞いに現役&OBの世界王者も感銘「マジで凄い!」 王者の井上は、同階級4団体のベルトを手にして2度目の防衛戦。パウンド・フォー・パウンドでも1位を争うなど、現ボクシング界のスーパースターである「モンスター」に対し、今回の挑戦者、ドヘニーがどんな戦いをみせるのかが、多くのボクシングファンの焦点となっている。ドヘニーも世界タイトル獲得の経験を持つものの、37歳という年齢からも今回のタイトルマッチは戦前から、井上の優位を予想する声が圧倒的に多い。
だが大一番を前にして、米メディア『BOXINGSCENE』がドヘニーをプロモートするショーン・ギボンズ氏のコメントを伝えており、その言葉は、ベルト奪取への確かな自信も窺わせている。
同メディアは、「TJ・ドヘニーは、史上最強の日本人ボクサーとの対戦を控えているが、オーストラリアを拠点とするアイルランド人ボクサーは、日出ずる国のファイターを圧倒することにかけては見慣れた存在だ」として、過去の対戦における「対日本人」の勝率が高いことを強調。その上で、「ドヘニーは、9月3日に日本の有明アリーナで、無敗のジュニアフェザー級チャンピオンであるナオヤ・イノウエと対戦するにあたり、自信満々で臨むだろう」と綴っている。
また、ギボンズ氏が、ドヘニーに対し、「彼には日本での豊かな経験があり、今がピークだと思う。彼は人々を驚かせるだろう」と見込んでいる他、「イノウエはその実力から、まだ本当に打たれたことがない。TJは多くのものを持っているが、イノウエにアウトボックスすることは不可能だ。彼には失うものがないので、リラックスして臨むだろう」と語ったコメントも紹介している。
さらに同氏は、挑戦者の戦術を以下のように見通しているという。
「TJは非常にフィジカルが強い選手なので、スタミナが切れるとは思わない。彼はイノウエに接近してプレッシャーをかけ、距離を詰めたらボディを打ち込んで彼の動きを鈍らせようとするだろう」
はたして、その不敵な言葉が現実となり“大番狂わせ”は起きるのか。9月3日、豊富なプロキャリアを誇るサウスポーの戦い方に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】井上尚弥の対戦相手TJ・ドヘニーがTKO勝利を収めたJ・マルティネス戦
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だが大一番を前にして、米メディア『BOXINGSCENE』がドヘニーをプロモートするショーン・ギボンズ氏のコメントを伝えており、その言葉は、ベルト奪取への確かな自信も窺わせている。
同メディアは、「TJ・ドヘニーは、史上最強の日本人ボクサーとの対戦を控えているが、オーストラリアを拠点とするアイルランド人ボクサーは、日出ずる国のファイターを圧倒することにかけては見慣れた存在だ」として、過去の対戦における「対日本人」の勝率が高いことを強調。その上で、「ドヘニーは、9月3日に日本の有明アリーナで、無敗のジュニアフェザー級チャンピオンであるナオヤ・イノウエと対戦するにあたり、自信満々で臨むだろう」と綴っている。
また、ギボンズ氏が、ドヘニーに対し、「彼には日本での豊かな経験があり、今がピークだと思う。彼は人々を驚かせるだろう」と見込んでいる他、「イノウエはその実力から、まだ本当に打たれたことがない。TJは多くのものを持っているが、イノウエにアウトボックスすることは不可能だ。彼には失うものがないので、リラックスして臨むだろう」と語ったコメントも紹介している。
さらに同氏は、挑戦者の戦術を以下のように見通しているという。
「TJは非常にフィジカルが強い選手なので、スタミナが切れるとは思わない。彼はイノウエに接近してプレッシャーをかけ、距離を詰めたらボディを打ち込んで彼の動きを鈍らせようとするだろう」
はたして、その不敵な言葉が現実となり“大番狂わせ”は起きるのか。9月3日、豊富なプロキャリアを誇るサウスポーの戦い方に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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