パリ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルス・準々決勝に挑んだ小田凱人は、現地９月３日（日本時間４日）にローランギャロスでオランダのT.エフベリンクと対戦。２-０（６-４、６-１）のストレートで勝ちを収め、準決勝進出を決めた。
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　パラリンピック初出場の小田は、2023年に全仏オープンを初制覇し、続く2024年に２連覇の快挙を達成。パリ・パラリンピックの出場が決まると、民放各社のニュース番組、バラエティー番組への出演が続き、８月24日には「スポーツ×ヒューマン 恐れず 前へ 車いすテニス 小田凱人 」と題した特番が放送されるなど、メディア露出も高く、また金メダルの有力候補として注目された。

　しかし大会前のメディア出演の多さとは裏腹に、ここまでパラリンピックでの小田の試合が各局で生中継されていない。男子シングルスの２回戦を前に、小田は自身のSNSで「試合はあるけどテレビ放送はないらしいです。多分試合は日本時間日曜日のゴールデンタイム。なんのためにメディアに出て、演出してきたか分かんなくなりそうだけど、これが現実。とりあえず試合で魅せます」と綴り、テレビ中継が無いことに言及していた。

　これに対し、エジプト出身のタレント、フィフィ氏は３日に自身のX（旧ツイッター）で、同内容の記事を引用し、「日頃は多様性が～とか、差別のない社会を～とか言ってるメディアの姿勢がこれ。放送する事で興味を持つ人が増えるのに」と私見を述べた。
  　またお笑い芸人のほんこん氏も自身のXで、同内容の記事を引用し、「NHK何してんの？」と言及。ネット上での反響が止まらない。

　準決勝進出を決めた小田の試合が"テレビ中継無し"となっている現状にネット上では、
「本当にこれは可哀想」
「オリンピックとの格差ほんと酷い」
「今からでも急遽、放送とかならないかな」
「最初から金候補の言わば目玉選手だったのに...」
「あまりにもライブがなさすぎで何で？ってなってる」
「YouTubeでライブしてるけどチャンネルわかりづらい」
「せっかくの日曜日に小田凱人の試合の中継ないの何なの？」
「あんだけ小田選手を各局で取り上げといて、中継ないんですか？」
などと、さまざまな意見が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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