F1アゼルバイジャンGPが現地9月15日に開催され、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が自身2度目の優勝を果たした。一方コンストラクターズランキングでマクラーレンに首位の座を譲ったレッドブルはより厳しい状況に陥った。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅のオフの表情を大特集! レッドブルは過去2度同グランプリで優勝を果たしているセルジオ・ペレスが予選4番手を獲得、ドライバーズランキング1位のマックス・フェルスタッペンは6番手グリッドからスタートした。表彰台争いをしていたペレスは残り2周にカルロス・サインツ(フェラーリ)と接触しリタイア、フェルスタッペンは予選から引き続きバウンシングの症状に悩まされ5位フィニッシュとなった。
英国専門メディア『PlanetF1』によると、チームコンサルタントのヘルムート・マルコ博士は3年連続のコンストラクターズチャンピオンを諦めたか、と聞かれ「正直なところイエスだ」と回答。幸いドライバーズランキングで首位フェルスタッペンを追うランド・ノリス(マクラーレン)と4位ピアストリが得点を分け合っているため、もう1つのタイトルは未だキープされている。
今回マクラーレンと20ポイント差をつけられたレッドブルは3位フェラーリの接近も許すことに。その差31ポイントと数戦での逆転も可能な位置につけられている。元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは「このままでは、レッドブルはコンストラクターの順位で良くても3位になると思う。フェラーリは良い車を持っている。レッドブルが2位をキープするのは困難だ」と発言した。
また、レッドブルはフェルスタッペンのドライバーズチャンピオン獲得へ向け、昨季カレンダーの中で唯一優勝を逃したシンガポールGPで新しいパッケージをテストする予定だったが、今回のペレスのクラッシュで予定が延期になることになったという。「マシンの準備は確実にできるけど、計画した形にはならないよ。次戦で予定していたテストはもうできなくなった。これは大きな後退だ」と悲観した。
グランプリ前と比較してより困難な状況に立たされたレッドブル。残り7戦で意地を見せることはできるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】アゼルバイジャンGPでみせた角田裕毅のテクニカルなドライビング
【動画】絶対王者フェルスタッペンが軽々とかわされるシーンをチェック
【動画】オランダGP、Q1トップ通過を果たしたのは意外にも...角田裕毅は12番手でQ2へ
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今回マクラーレンと20ポイント差をつけられたレッドブルは3位フェラーリの接近も許すことに。その差31ポイントと数戦での逆転も可能な位置につけられている。元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは「このままでは、レッドブルはコンストラクターの順位で良くても3位になると思う。フェラーリは良い車を持っている。レッドブルが2位をキープするのは困難だ」と発言した。
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グランプリ前と比較してより困難な状況に立たされたレッドブル。残り7戦で意地を見せることはできるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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