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【F1】「チェコは謝罪を受けるべきだ」首位陥落のレッドブル、“不調の原因”が判明もファン激怒「ドライバーのフィードバックをほぼ2年間無視し続けた」

THE DIGEST編集部

2024.09.18

マシンの不具合に昨年から悩んできたペレス(左)。(C) Getty Images

マシンの不具合に昨年から悩んできたペレス(左)。(C) Getty Images

 F1アゼルバイジャンGPが現地9月15日に開催され、レッドブルはセルジオ・ペレスが表彰台目前でクラッシュ、マックス・フェルスタッペンも5位フィニッシュに終わり、優勝したオスカー・ピアストリ、フェルスタッペンを上回った4位ランド・ノリス擁するマクラーレンにランキングで逆転され首位陥落。その原因についてチーム代表のクリスチャン・ホーナー氏は昨季のアップデートだとした。

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 フェルスタッペンの母国オランダの専門メディア『RacingNews365』によると、ホーナー氏は「開発の歴史を確認したところ、最初に犯したミスは昨季のスペインGPでのフロアアップグレードに関係していたことが判明した。それはチェコ(ペレスの愛称)のマシンの問題が始まったグランプリでもある」と話した。

 そして、「フェルスタッペンが勝ち続けていたのであまり深刻に考えなかった」とまさかの発言。確かにパッケージを変えることによってドライビングに影響が出ることは間違いなく、結果的に昨年コンストラクターズチャンピオン獲得、ドライバーズランキングでもワンツーをキープできたため、成功だったと言えるが、その問題を後回しにしたツケが回ってきた形だ。

 この報道が出るとレッドブルファンからは怒りの声が噴出。
「チェコは謝罪を受けるべきだ」
「ドライバーのフィードバックをほぼ2年間無視し、メディアの圧力でドライバーを責めた」
「彼らはペレスを見捨て、問題がマックスにまで及んだことでどうすることもできなくなった」
「チェコは最初から正しかった。これはもはやドライバーの問題ではない」

 ペレスも今回のグランプリ前、F1公式サイトでフェルスタッペンの不振について、自身と同じマシンの問題によるものだとし、それは少なくとも15カ月前からあったことだと主張。そしてドライビングの特性上、フェルスタッペンが問題の影響を受けにくいことが成績の差として出た、と話していた。ついにマシンの問題が両ドライバーに顕在化したレッドブル。残り7戦でその問題を解決することはできるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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