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角田裕毅が5戦ぶり予選Q3進出!決勝に向けて「ハースを追いかける」と意欲。一方で専門メディアは慎重な見解「本当に喜ぶのは入賞したときだ」【F1・シンガポールGP】

THE DIGEST編集部

2024.09.22

角田はハンガリーGPの予選Q3で決勝進出。7月以来の入賞を狙う。(C) Getty Images

角田はハンガリーGPの予選Q3で決勝進出。7月以来の入賞を狙う。(C) Getty Images

 F1第18戦のシンガポール・グランプリは現地9月21日に予選が行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅は5戦ぶりにQ3進出を果たし、8番グリッドを手にした。

 初日の2セッションでトップ5入りを果たすなど好パフォーマンスを発揮した角田は、午前のフリー走行3回目で16周を走って1分31秒114(全体11番手)を計測し、迎えた予選ではQ1を1分30秒716と10番手のタイムで余裕をもってクリアした。すると、Q2も1分30秒289で9番手につけ、第13戦ハンガリーGP以来の最終ラウンドに進出。ここでも、1分30秒354でフェラーリ勢の前に出る会心のレースを見せた。

 直近の2戦で連続リタイアを喫し、アゼルバイジャンGP後には「良いグリッドを得ることが重要」と言及していた角田にとっては、満足できる予選結果となり、チームの公式サイトなどを通して「しばらくQ3に進出できずにいましたが、今日はついにやりました! この瞬間を待っていたので、チームに感謝したいし、本当に素晴らしい仕事でした」と喜びのコメントを語り、以下のように続けている。
 
「ドライバーとしては完璧な予選を目ざしていますが、残念ながら最後のアタックは少し乱れてしまいました。時間的にギリギリで、急いで走る必要があったので、最後のプッシュラップに少し影響してしまいました。少しフラストレーションを感じましたが、ここ数レースのパフォーマンスを考えると、これは大きな成果です」

「明日(22日)のレースは簡単なものにはなりませんが、前のハースを追いかける一方で、後ろから速いクルマも来るので気を付ける必要があります。可能な限り頑張って、ポイントを狙っていきます」
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