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角田裕毅が5戦ぶり予選Q3進出!決勝に向けて「ハースを追いかける」と意欲。一方で専門メディアは慎重な見解「本当に喜ぶのは入賞したときだ」【F1・シンガポールGP】

THE DIGEST編集部

2024.09.22

 RBはSNSで「ユウキの力強いドライビング」と日本人ドライバーに賛辞を贈った。また、マシンパフォーマンス担当の責任者であるギョーム・ドゥゾトゥーも「Q3に戻ってきた!」と喜び、「予選でのチーム全体のパフォーマンスは強力で、この種のコースにおける我々のクルマの競争力を確認することができた。ユウキは堅実なラップタイムを重ねてQ2、Q3に進出し、8番手のポジションを獲得した。これは明日のレースに向けての良いスタートポジションだ」と振り返っている。

 各国メディアの報道では、フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』が「RBにとっては7月のハンガリーGP以来となるQ3進出で、角田は8番手という結果に喜びを隠さなかった。決勝では6番グリッドのニコ・ヒュルケンベルク(ハース)をレースでの主なターゲットに定めている」と伝えた。
 
 ポーランドのF1専門サイト『dziel pasje』は、「ダニエル・リカルド(16番手)や角田も、昨日の段階では問題なくトップ10に入っていたが、予選でQ3進出を果たしたのは日本人ドライバーだけだった」と、RBの2人のドライバーが大きく明暗を分けたことに注目している。そして、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、以下のように角田の予選を振り返り、決勝を興味深く注視している。

「角田はハンガリーGP以来、初めてQ3に進出して8番グリッドを獲得した。日本人ドライバーは金曜日に好調を維持し、常にトップ5に入り、この勢いを予選でも活かして、トップ10入りを果たした。最後のアタックでいくつかミスはあったものの、彼は結果に満足している。しかし、本当に喜べるのはレースでポイント圏内でフィニッシュした時である」

 7月のハンガリーGPでは9位に入り、今季7度目の入賞を果たした角田。実力をアピールするためにも、今レースの決勝は日本人ドライバーの真価が問われるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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