格闘技・プロレス

新日本TMDKのXはやはり大岩陵平!「新世代よりもっと若い“超”新世代で頑張っていきます」NEVER挑戦へ

どら増田

2024.09.30

TMDKの新メンバーXであることが明かされた大岩。テクニックと強さを発揮した。写真:野口航志

 新日本プロレスは秋のビッグマッチ第1弾『DESTRUCTION in KOBE』9.29兵庫・神戸ワールド記念ホール大会を開催した。

【画像】新日本プロレス、秋のビッグマッチ第1弾『DESTRUCTION in KOBE』9.29兵庫・神戸ワールド記念ホール大会
 第4試合では、TMDKのザック・セイバーJr.と藤田晃生が新メンバーXを加えて、SANADA&タイチ&TAKAみちのくのJust 5 Guys(J5G)が6人タッグマッチで激突した。Xは9.9東京・後楽園ホール大会でザックが「大きな発表だぞ。ザック・セイバーJr.が新日本のトップを獲ると言ったが、俺だけじゃない。TMDK、一緒に。時は来た。TMDKに新メンバーだ。新しいボーイだ。いいヤツだぞ。神戸大会、9月29日、神戸。新しいTMDKメンバー、入ってきます」とTMDKの新メンバーを神戸大会で投入すると予告。早速ネット上ではファンから複数の名前が挙がっていた。

 まずザック&藤田がTMDKのベースボールシャツを着て入場ゲートに現われると、ザックが「チョットマッテ!」と言うのを合図にテーマ曲が変わり、ビジョンにはXのPVが流れ、出てきたのは14日までプロレスリング・ノアで武者修行をしていた大岩陵平。大岩はノア時代のコスチュームをTMDK仕様にして、ザック&藤田と同じベースボールシャツを羽織り、3人でリングへ。コーナーでアピールするビルドアップされた姿は若き日の棚橋弘至を彷彿とさせるものがあった。

 大岩の凱旋試合となるこの試合だが、ザックとSANADAは、10.20 『Royal Quest』イギリス大会でシングル対決をすることが決定しており、10.14東京・両国国技館大会で挑戦するIWGP世界ヘビー級王座を奪取し、イギリスにチャンピオンとして凱旋したいザックと、そのベルトを奪還したいSANADAによる前哨戦も注目されるところ。試合は大岩がノアで弟子入りしていた小川良成仕込みの全日本プロレス流のグラウンドレスリングを披露。これには同じく全日本の流派であるタイチも対戦相手ながらも楽しんでいるようだった。ザックとSANADAは予想通りテクニック合戦を展開。そこに負けてたまるものかと、藤田も生き生きとしたファイトを全開させる。

 最後は、ザック&藤田がJ5Gを分断させると、リングで孤立したTAKAに大岩がTHE GRIP(スリーパーからの左のローリングラリアット)を力強く放ちTAKAは全く動けずカウント3。大岩がテクニックと強さを発揮して完勝した。
 
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「コイツらのデビュー戦は人生で一番感銘を受けるもので、俺にやる気を起こさせた」