第101回箱根駅伝出場を懸けた予選会が10月19日に行なわれ、各校10名以上12名以下がハーフマラソン(21.0975km)に出走し、上位10人の合計タイムで順位を競った。東海大は11時間03分39秒で14位に終わり、連続出場が11で途切れた。
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ゴール直前でまさかのアクシデントに見舞われた。チームの10番手だったロホマン・シュモン(3年)が、残り10メートルの地点で突然倒れ込む。気温上昇に伴う脱水症状で意識を失い、途中棄権を余儀なくされた。シュモンがそのままゴールしていれば、予選通過の可能性も高かった。
スタート直前の気温は、午前9時で23.2度。季節外れの暑さが選手を苦しめた。エースの花岡寿哉(3年)は、「暑くなるというのはわかっていた。ペースもそこまで速くならないだろうというなかで、自分たちがどれだけ耐えられるかというレースだった。そこに対する取り組みが甘かった」と猛省した。
花岡は、全体23位でチームトップの1時間04分27秒でゴール。それでも「自分もタイムを稼ぎきれなかった。予選が初めての子もいるなかで、厳しい戦いだった」と沈痛な面持ちでレースを振り返った。
さらに花岡は、シュモンについて「チームのために最後まで振り絞ってくれた結果だと思うので、責めたくはない」と言及。「この悔しい経験をひとつのきっかけとして、来年しっかり活かしていってほしい」とアドバイスを贈った。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに花岡は、シュモンについて「チームのために最後まで振り絞ってくれた結果だと思うので、責めたくはない」と言及。「この悔しい経験をひとつのきっかけとして、来年しっかり活かしていってほしい」とアドバイスを贈った。
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