格闘技・プロレス

新日本SANADAがタイチを裏切りWAR DOGSにまさかの闇落ち!高笑いのフィンレー「とても賢い。当たり前の判断だ」

どら増田

2024.11.05

なんとSANADAがまさかの裏切り。年明けの東京ドーム大会はいかなる展開に。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスはシリーズ最終戦のビッグマッチ『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAGLEAGUE 2024~』11.4大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場大会を開催した。

【動画】闇落ちしたSANADAがタイチにデッドフォールをお見舞い!
 来年1.4、1.5に開催される東京ドーム2連戦に向けて注目されていた今大会で、まさかの裏切り劇が起こった。セミファイナルで、IWGP GLOBALヘビー級選手権試合、チャンピオンのデビッド・フィンレーにタイチが挑戦したのだが、試合終盤にタイチがフィンレーにブラックメフィストを放ち、カバーに入るとカウント3の寸前で、なんとJust 5 Guysの仲間であるSANADAがレフェリーの足を引っ張り、カウント3直前で妨害したのだ。

 場内が騒然とする中、SANADAの乱入に気づかないタイチはフィンレーのマネージャーである外道に「オメーか、コノヤロー!」と怒鳴りつけると、花道の辺りに移動したSANADAがJust 5 Guys(J5G)のジャージをゆっくりと脱ぐとその下にはBC(バレットクラブ) WAR DOGSのタンクトップが…その姿を見て愕然とするタイチを、背後からフィンレーがシレイリで殴打すると、SANADAが場外からレフェリーをリングに投げ入れ、フィンレーがタイチにオーバーキルを決めてカウント3。試合後、SANADAはタイチを抱きかかえるように引き起こすと、デッドフォールを炸裂。場内は「帰れ」コールと大ブーイングに包まれたが、SANADAはフィンレーとともに観客を煽る始末。J5GのTAKAみちのくとDOUKIが抗議しても聞く耳を持たなかった。

 この日のSANADAは第4試合で海野翔太とシングルマッチで激突。先日のイギリス大会でIWGP世界ヘビー級王者のザック・セイバーJr.に挑戦するも敗れたため、この試合はノンタイトルマッチになってしまったのだが、試合はIWGP世界ヘビー級王座挑戦に燃える海野の気持ちが勝って、デスライダーでSANADAは敗れてしまう。

 実はその試合後のバックステージで、不穏な動きがあったのだ。座りながらコメントを出そうとしていたSANADAの前に外道が姿を見せ、SANADAの肩を軽く叩き、何やら耳打ちをするとSANADAは軽くうなずいて外道が手招きするような合図をすると、SANADAは外道の手を借りて立ち上がり、外道が小声で『レッツ・ゴー』と言うと、そのまま外道とともに控室の方に向かっていくという場面があった。どうやらそこで悪のささやきがあったと見られる。
 
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闇落ち劇に「そりゃないよ」というファンの声は大きい