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フィギュア

日本女子の表彰台独占ならず。初出場の千葉百音がGPファイナル2位、坂本花織はSP4位から意地の巻き返しで逆転3位。優勝は米国のアンバー・グレン【フィギュア】

THE DIGEST編集部

2024.12.07

GPファイナルで表彰台に立った千葉(左)と坂本(右)。(C)Getty Images

GPファイナルで表彰台に立った千葉(左)と坂本(右)。(C)Getty Images

 現地12月7日、フランス・グルノーブルで開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは女子フリーが行なわれ、初出場の千葉百音が合計208.85点で2位に入った。世界女王の坂本花織はフリーで巻き返し、合計201.13点を叩き出した。ショート4位からの出遅れが響き、連覇は逃したが3位で逆転表彰台を確保した。

 ショート2位で折り返した千葉は安定した演技でミスを最小限にとどめた。スピン、ステップでも加点をプラスしてフリー139.52点を上げ、大舞台でも落ち着きある演技を披露。シニア2年目で銀メダルを獲得した。

 大逆転優勝を目指して勝負のフリーに臨んだ坂本は冒頭のダブルアクセルを華麗に降りると、続く3回転ルッツ、3つのコンビネーションジャンプも成功して流れを掴んだ。勝負所の後半は3回転ルッツ+2回転トウループの1つ目が回転不足とジャッジされたが、意地でフィニッシュ。うなだれたショートとは違い、演技後は笑顔が見られた。
 
 唯一の海外勢として出場した米国のアンバー・グレンがトリプルアクセルを決めてフリートップとなる142.03点、合計212.07点をマークして初出場初優勝の悲願を成就した。

◇グランプリファイナル 女子シングル結果
優勝 アンバー・グレン(米国) 212.07点
2位 千葉百音 208.85点
3位 坂本花織 201.13点
4位 樋口新葉 195.96点
5位 吉田陽菜 194.02点
6位 松生理乃 189.02点


構成●THE DIGEST編集部 

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