笑顔溢れる豪華ショットが話題を呼んでいる。

　現地12月５日からフランス・グルノーブルで開催されたフィギュアスケートのグランプリ（GP）ファイナルは８日に幕を閉じた。日本勢はジュニアを含めて全種目で計９個のメダル（金＝１、銀＝４、銅＝４）を獲得し、フィギュア大国の強さを示した。

　男子は鍵山優真が銀、佐藤駿が銅メダル。女子は過去最多５人が出場し、初出場の千葉百音が銀、前回女王の坂本花織が銅メダルだった。ペアでは三浦璃来、木原龍一組が２年ぶりの出場で銀メダルを獲得した。

　特に今大会はシニアだけでなくジュニア勢が大活躍だった。女子では16歳の島田麻央が前人未到の３連覇を果たし、初出場の和田薫子が銀、３年連続出場の中井亜美が銅となり、表彰台を日の丸が独占する快挙を達成。日本男子初のジュニア連覇を目指した中田璃士は銅メダルだった。

　激闘を終えた一部選手たちは現地８日にエキシビションに出場。緊張感から解き放たれた氷上で華麗に舞った。
  　フィナーレでは選手たちがリンクの中央に集まり記念撮影を実施。カメラマンはなんと坂本が務めあげ、自撮り棒の先についたスマートフォンで全員がしっかりと画角に収まったことを確認したうえでパシャリ。全スケーターがカメラ目線で笑顔溢れる極上のカットが国際スケート連盟（ISU）の公式インスタグラムに投稿された。

　文面には「エキシビションのキャストたちは、魔法を盛り上げてくれた素晴らしい観客に感謝の意を表します。メルシー、グルノーブル。あなた方を忘れない！」と記され、１日限りの特別な時間を共有したスケーターと観客に謝辞した。

　インスタのコメント欄には世界中のファンから続々と賛辞が寄せられた。なかでも満面の笑みを浮かべている坂本に関しては、「カオリ素敵な写真をありがとう」「カオリのスマイルが一番輝いてるわ」「ブラボー！」「素晴らしいわ」「パーフェクトね」など、奥の客席を含んだ完璧な角度での一枚に称賛が上がっている。

構成●THE DIGEST編集部

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