F1にRBから参戦している角田裕毅が現地12月9日、最終戦アブダビGP後のテスト走行に臨んでいる。チームの首脳陣からは日本人ドライバーのレッドブル昇格へ向けて心強いコメントが出された。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介! 専門メディア『The Race』は現地12月9日にアブダビGPでの首脳陣のコメントを紹介。チーム代表のローラン・メキース氏は、サンパウロGPで予選3番手、ラスベガスGPで7番手のタイムを叩き出したことに触れつつ、「もしドライバー(角田)が今のようなレベルの速さを発揮しているのであれば、より速いマシン(でのドライブ)を目指す準備ができていないと言うのは嘘になる」と角田は昇格の準備ができていると断言した。
続けて「ユーキはフィードバックの面でも、感情のコントロールの面でも大きな進歩を遂げている。別のスキルセットを持っている別のドライバーがその環境に適していると言えるかもしれない。しかし今日の両ドライバー(角田とリアム・ローソン)が次のステップに進む準備ができていることは確かだ」と太鼓判を押した。
そして今季からRBのレーシングディレクターに就任し1シーズンをともに戦ったアラン・パーメイン氏も角田について「とてつもなく速い」とそのスピードを絶賛。「1周の中でクルマの能力を最大限に引き出すことができ、予選ペースが非常に良い。短距離や長距離のペースという点でも彼は良いし、1年を通して向上している」と続けた。
加えて「フィードバックにも驚いた。ユーキの英語は素晴らしい」「チームの外ではフラストレーション(を課題に挙げる声)ばかりが耳に入ってくる。弱点といえば弱点だが、それを理解して懸命に改善に取り組んでいる」とメキース氏も挙げたフィードバック面、精神面についてもポジティブな見解を示した。
一方で角田とローソンのいずれかが来季RBに留まることになったとしても、まだチャンスは残っているとメキース氏。「次に何が起こるにせよ、それが将来の昇格のための決定的な答えを意味するわけではない。来季は私たちが(角田かローソンに)速いマシンを用意するだけでなく、まだ次のステップに進めることを証明するんだ」とチームとしてサポートしていく意思を表明した。
この意見にはRBのピーター・バイエルCEOも同意し「2人とも傷つかないというのは難しい話。でもそれを乗り越えて、自分がF1のシートを持つ20人の選ばれし者のひとりであることに気づく。成長する機会を持っていて、自分の価値を示すことができるんだ」とコメントした。
構成●THE DIGEST編集部
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続けて「ユーキはフィードバックの面でも、感情のコントロールの面でも大きな進歩を遂げている。別のスキルセットを持っている別のドライバーがその環境に適していると言えるかもしれない。しかし今日の両ドライバー(角田とリアム・ローソン)が次のステップに進む準備ができていることは確かだ」と太鼓判を押した。
そして今季からRBのレーシングディレクターに就任し1シーズンをともに戦ったアラン・パーメイン氏も角田について「とてつもなく速い」とそのスピードを絶賛。「1周の中でクルマの能力を最大限に引き出すことができ、予選ペースが非常に良い。短距離や長距離のペースという点でも彼は良いし、1年を通して向上している」と続けた。
加えて「フィードバックにも驚いた。ユーキの英語は素晴らしい」「チームの外ではフラストレーション(を課題に挙げる声)ばかりが耳に入ってくる。弱点といえば弱点だが、それを理解して懸命に改善に取り組んでいる」とメキース氏も挙げたフィードバック面、精神面についてもポジティブな見解を示した。
一方で角田とローソンのいずれかが来季RBに留まることになったとしても、まだチャンスは残っているとメキース氏。「次に何が起こるにせよ、それが将来の昇格のための決定的な答えを意味するわけではない。来季は私たちが(角田かローソンに)速いマシンを用意するだけでなく、まだ次のステップに進めることを証明するんだ」とチームとしてサポートしていく意思を表明した。
この意見にはRBのピーター・バイエルCEOも同意し「2人とも傷つかないというのは難しい話。でもそれを乗り越えて、自分がF1のシートを持つ20人の選ばれし者のひとりであることに気づく。成長する機会を持っていて、自分の価値を示すことができるんだ」とコメントした。
構成●THE DIGEST編集部
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