12月22日、フィギュアスケートの全日本選手権（大阪・東和薬品ラクタブドーム）はアイスダンスのフリーダンスが行なわれ、”うたまさ”こと吉田唄菜／森田真沙也組がフリー104.37点、合計176.21点で大会初優勝を飾った。

　リズムダンス首位でスタートした”うたまさ”のフリープログラムは「ロミオとジュリエット」。11月のNHK杯から安定感ある演技を目指し、洗練されたプログラムで悲劇のストーリーを演じ切り、非公式記録ながらシーズンベストを大きく上回った。
  　今大会の優勝で来年３月に開催される世界選手権（米国・ボストン）の出場切符をほぼ確実にした。昨年６月に結成し、２季目を迎えた”うたまさ”が世界の舞台に進出する。

◇第93回 全日本選手権　アイスダンス結果（カッコ内はフリーダンスの得点）
優勝　吉田唄菜／森田真沙也　176.21点（104.37点）
２位　田中梓沙／西山真瑚　168.92点（102.89点）
３位　佐々木彩乃／池田喜充　141.09点（85.56点）
４位　久根下未暁／ルーシェ聖夜アレック　100.19点（63.57点）

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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