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格闘技・プロレス

「ボコられちまった…」マクレガーの“肩パンチ4連発”を喰らったセローニ、全治半年の大怪我を負う

THE DIGEST編集部

2020.01.23

マクレガー(左)の猛攻撃をもろに受け、致命傷を負ったセローニ(右)。そのダメージはあまりにも大きかったようだ。(C) Getty Images

マクレガー(左)の猛攻撃をもろに受け、致命傷を負ったセローニ(右)。そのダメージはあまりにも大きかったようだ。(C) Getty Images

 世界を驚かせた猛攻によるダメージは、やはり重大だった。

 現地時間1月18日、総合格闘技団体「UFC」の「UFC246」が、アメリカのラスベガスで行なわれ、1年3か月ぶりの復帰戦(ウェルター級)に臨んだコナー・マクレガー(アイルランド)は、ドナルド・セローニ(アメリカ)に1ラウンドでのTKO勝ちを収めた。

 試合は早々に決着した。開始してからすぐに仕掛けたマクレガーは、クリンチしてきたセローニの顔面中央にめがけて“肩パンチ”を4連続で打ち込むと、流血して後退した相手の顎にハイキックを炸裂。最後はパンチの連打で追い打ちをかけ、たった40秒で試合を終わらせたのである。

 文字通りの痛恨だったのは、セローニだ。試合後のフラッシュインタビューで、「『うわ、こんなに早くこれかよ』ってのが、正直な気持ちだな。ボコられちまったよ」と漏らした“カウボーイ(セローニの愛称)”は、ラスベガスの病院へ直行したという。
 
 英メディア『Talk Sport』によれば、セローニは鼻の骨折と眼窩骨折とネバダ州の医療チームから診断され、さらにUFCのメディカルチェックの末に最低6か月のドクターストップをかけられたという。同メディアは、さらにこう綴っている。

「『カウボーイ』は、コナー・マクレガーの肩、ハイキック、膝という残酷な攻撃を受け、UFCからもドクターストップを命じられた。36歳はキャリアも危ぶまれる長期離脱の危機に瀕している。だが、別の外科医の診断次第では、7月よりも早くリングに帰ってくる可能性もある」

 試合後には「まだこのスポーツを続けるつもりだ」と語っていたセローニ。今は36歳のベテラン戦士が、再びオクタゴン(UFCのリング)へ舞い戻ってくることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
 
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