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格闘技・プロレス

「あいつの顔をぶち壊す」「誰かさんが…」闘犬マスビダルの“顔面破壊宣言”に王者ウスマンの反応は?

THE DIGEST編集部

2020.01.24

圧倒的な強さを発揮しているウスマン(左)の次期挑戦者に名乗りを上げたのは、勢いに乗る“闘犬”だ。 (C) Getty Images

圧倒的な強さを発揮しているウスマン(左)の次期挑戦者に名乗りを上げたのは、勢いに乗る“闘犬”だ。 (C) Getty Images

 ウェルター級を代表する両雄が、激しい“前哨戦”を繰り広げている。ホルヘ・マスビダル(アメリカ)とカマル・ウスマン(ナイジェリア)だ。

 事の発端は、現地時間1月18日に行なわれた総合格闘技団体「UFC」の「UFC246」で、コナー・マクレガー(アイルランド)が、ドナルド・セローニ(アメリカ)に1ラウンドTKO勝ちを収めた後のマスビダルの発言にあった。

 わずか40秒でセローニを打ちのめしたマクレガーが試合後のフラッシュインタビューで、「この階級が気に入った」と発言したことを受け、「闘犬」の異名を持つ男は、アメリカのスポーツ専門メディア『ESPN』の番組内で、「コナーが本気で臨むならそれもいいだろうけど、俺は今、ウスマンの方に興味がある」と、同階級の王座に君臨しているウスマンに名指しで挑戦状を叩きつけたのだ。

「俺も黙って座っているわけにはいかない。それにコナーの顔面を壊すよりも、ウスマンの顔を破壊することの方がはるかに楽しみだね」

 この挑発的とも言える発言にウスマンも黙ってはいなかった。自身のツイッターを更新し、満面の笑みを浮かべる自らの顔写真を添付したうえで、強烈なメッセージを発した。

「この顔はどっかの誰かさんが誰かの顔をぶち壊すというのを聞いた時の顔だ。この階級で、誰が顔を壊すかは、皆が知っていることだ。そして、それは神の仕業だ」
 
 昨年12月に行なわれたウェルター級のタイトルマッチで、コルビー・コビントンの顎を打ち砕く渾身の右ストレートで、王座防衛に成功していたウスマン。それだけにマスビダルの「顔面破壊宣言」には、黙っていられなかったのだろう。

 一連のやり取りを受け、ファンからは両者の対戦を熱望する声が上がっている。ウスマンのツイートには、次のようなコメントが相次いだ。

「これでマスビダルとやらないわけにはいかない」
「もう待ち切れない!」
「真の強者を決めよう」
「ひとまずマクレガーは忘れよう」
「だけど、マスビダルも強いよ?」
「ウスマンは本当に、本当に強い獣。常に飢えている」
「やっちまえ!」

 早くもヒートアップしている感のあるマスビダルとウスマン。今、ノリに乗っている両者がオクタゴン(UFCのリング)の舞台で、顔をわせる日は訪れるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
 
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