1月22日、プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥と対戦するWBO同級11位のキム・イェジュン(韓国)が横浜市内で記者会見に出席した。同24日に行なわれるタイトルマッチに向けて両者は意気込みを語り、井上はこの一戦に本格的な世界進出の足がかりを見据えている。
試合10日前に対戦相手が急きょ変更になる異例の興行になった。井上は二転三転した日程変更や相手変更について、「僕がここでモチベーションが上がらないとか、そんなこと言っていたらチケットを買ってくれたファンの方に申し訳ない」と話し、「代役を受けてくれたキム選手と、会場に足を運んでくれるファンの方に対しては、本当に最大限のリスペクトを持ってリングに上がって、油断することなく井上尚弥のボクシングをしっかりと見せることがファンへのメッセージ」と全力で闘うことを約束した。
また、会見のなかでは噂される米国・ラスベガスやサウジアラビアでの海外ビッグマッチ開催について言及するシーンもあった。「24日の試合は、自分の中ですごく大事な試合という位置付け」と明かし、「このあとのボクシングキャリアというものを加速させていきたいので大切になる」と話しており、今回の試合に危なげなく勝利することができれば、海外進出の話もますます進展していきそうだ。
会見に同席した米大手プロモーター『Top Rank』社の重鎮であるボブ・アラムCEOは、「イノウエは今や世界のボクシング界の顔だ」と高く評価しており、「日時などは決まっていないが、(2025年は)ラスベガスで行なう」と明言するほど、日本人ボクサーへの期待はかなり大きい。
2025年は対日本人無敗と不気味な雰囲気を漂わせる韓国人ファイターとの一戦で幕を開ける。無敗ロードを突き進むモンスターは、そのキャリアをさらに加速させるため日韓戦で必勝を誓った。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
「最大限のパフォーマンスをする」日韓決戦に臨む井上尚弥が“仕上がり”に絶対的な自信。防衛ロードが狂った2度の試合中止に前向き「大きなプラスだった」
「KOするのが希望だ」4団体統一王者・井上尚弥を前に挑戦者キム・イェジュンが大胆発言「1ラウンド目から全力を尽くして」と〝要求〟も
井上尚弥と大谷翔平ら日本人アスリートが「アメリカで受け入れられている」とアラム氏絶賛 「2人がどのような活躍をするか、大きな注目になっている」
試合10日前に対戦相手が急きょ変更になる異例の興行になった。井上は二転三転した日程変更や相手変更について、「僕がここでモチベーションが上がらないとか、そんなこと言っていたらチケットを買ってくれたファンの方に申し訳ない」と話し、「代役を受けてくれたキム選手と、会場に足を運んでくれるファンの方に対しては、本当に最大限のリスペクトを持ってリングに上がって、油断することなく井上尚弥のボクシングをしっかりと見せることがファンへのメッセージ」と全力で闘うことを約束した。
また、会見のなかでは噂される米国・ラスベガスやサウジアラビアでの海外ビッグマッチ開催について言及するシーンもあった。「24日の試合は、自分の中ですごく大事な試合という位置付け」と明かし、「このあとのボクシングキャリアというものを加速させていきたいので大切になる」と話しており、今回の試合に危なげなく勝利することができれば、海外進出の話もますます進展していきそうだ。
会見に同席した米大手プロモーター『Top Rank』社の重鎮であるボブ・アラムCEOは、「イノウエは今や世界のボクシング界の顔だ」と高く評価しており、「日時などは決まっていないが、(2025年は)ラスベガスで行なう」と明言するほど、日本人ボクサーへの期待はかなり大きい。
2025年は対日本人無敗と不気味な雰囲気を漂わせる韓国人ファイターとの一戦で幕を開ける。無敗ロードを突き進むモンスターは、そのキャリアをさらに加速させるため日韓戦で必勝を誓った。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
「最大限のパフォーマンスをする」日韓決戦に臨む井上尚弥が“仕上がり”に絶対的な自信。防衛ロードが狂った2度の試合中止に前向き「大きなプラスだった」
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