バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガ今節(後半6節)は、男子日本代表の石川祐希ら日本人アウトサイドヒッター(OH)の明暗が分かれた。
【動画】ペルージャがリーグ2連敗…石川祐希はチーム2位の12得点で奮戦
石川所属のシル スーザ ヴィム・ペルージャが、2連敗を喫するなか、海外初シーズンに挑戦中の垂水優芽(チステルナ・バレー)と大塚達宣(アリアンツ・ミラノ)の2選手が、ともに記念すべき初MVP(マン・オブ・ザ・マッチ)を獲得した。
8位チステルナは、セットカウント3-2(21-25、25-22、25-17、17-25、15-8)で9位パドヴァに勝利。
少ない出場時間に甘んじてきた垂水は、現地1月18日に行われプレーオフ出場枠(8位まで)を僅かな勝点差で争う相手との対戦で、劣勢の第2セット序盤にOHエフェ・バイラム(トルコ)との交代で起用された。するとすぐさま、前後衛からのアタック3打、ブロックとサーブで逆転に貢献し、さらにバックアタック2打を鮮やかに沈めてセット奪取へチームをけん引。迎えたタイブレークでも、序盤からレフト攻撃による3得点で勢いをもたらし、自らのエースでマッチポイントを制した。4連敗中だったチームを勝利へ導いた活躍が認められ初MVPを受賞。対戦相手パドヴァのオポジット(OP)で、イタリア代表アンダーカテゴリー時代に主要国際大会でメダル5個を獲得したトマーゾ・ステーファニは、13得点(アタック10、エース1、ブロック2)をマークした垂水のパフォーマンスを、「彼は途中起用のなかで、とても落ち着いていた。互いのチームにとって大事な試合だったが、プレッシャーは感じていないようだった。すべての打球が強烈で破壊力が満点。ブロックも盤石で、1本はタッチネットに救われたけれど、僕がいけると思ったアタックを実質2本止められた」とリーグ配信番組で称賛した。
6位ミラノは、セットカウント3-2(24-26、21-25、25-21、25-22、15-9)で3位ピアチェンツァに大逆転勝利。
大塚は第1セット終盤に守備でスポット起用された後、2セット先取を許して迎えた第3セットのスタートからOHマテイ・カジースキ(ブルガリア)に替わりコートイン。後がない状況下で、守備に安定をもたらし、精度の高いサーブ11打をミスなく放ってブレークを引き寄せるなどして、逆襲に火をつけた。第5セット前半には、速さと判断力が光る攻撃で連続得点を挙げてリードを引き寄せ、レフトからの完璧なノールックで決勝弾。11得点(アタック10、ブロック1)、アタック決定率63%をマークするなど、逆転劇の要となったパフォーマンスが評価されてのMVP受賞だった。ミラノのホーム戦を解説する元イタリア代表のジョルジョ・ゴルドーニ氏は、「オオツカの投入で試合の流れがミラノへ傾いた」とその活躍を評した。
【動画】ペルージャがリーグ2連敗…石川祐希はチーム2位の12得点で奮戦
石川所属のシル スーザ ヴィム・ペルージャが、2連敗を喫するなか、海外初シーズンに挑戦中の垂水優芽(チステルナ・バレー)と大塚達宣(アリアンツ・ミラノ)の2選手が、ともに記念すべき初MVP(マン・オブ・ザ・マッチ)を獲得した。
8位チステルナは、セットカウント3-2(21-25、25-22、25-17、17-25、15-8)で9位パドヴァに勝利。
少ない出場時間に甘んじてきた垂水は、現地1月18日に行われプレーオフ出場枠(8位まで)を僅かな勝点差で争う相手との対戦で、劣勢の第2セット序盤にOHエフェ・バイラム(トルコ)との交代で起用された。するとすぐさま、前後衛からのアタック3打、ブロックとサーブで逆転に貢献し、さらにバックアタック2打を鮮やかに沈めてセット奪取へチームをけん引。迎えたタイブレークでも、序盤からレフト攻撃による3得点で勢いをもたらし、自らのエースでマッチポイントを制した。4連敗中だったチームを勝利へ導いた活躍が認められ初MVPを受賞。対戦相手パドヴァのオポジット(OP)で、イタリア代表アンダーカテゴリー時代に主要国際大会でメダル5個を獲得したトマーゾ・ステーファニは、13得点(アタック10、エース1、ブロック2)をマークした垂水のパフォーマンスを、「彼は途中起用のなかで、とても落ち着いていた。互いのチームにとって大事な試合だったが、プレッシャーは感じていないようだった。すべての打球が強烈で破壊力が満点。ブロックも盤石で、1本はタッチネットに救われたけれど、僕がいけると思ったアタックを実質2本止められた」とリーグ配信番組で称賛した。
6位ミラノは、セットカウント3-2(24-26、21-25、25-21、25-22、15-9)で3位ピアチェンツァに大逆転勝利。
大塚は第1セット終盤に守備でスポット起用された後、2セット先取を許して迎えた第3セットのスタートからOHマテイ・カジースキ(ブルガリア)に替わりコートイン。後がない状況下で、守備に安定をもたらし、精度の高いサーブ11打をミスなく放ってブレークを引き寄せるなどして、逆襲に火をつけた。第5セット前半には、速さと判断力が光る攻撃で連続得点を挙げてリードを引き寄せ、レフトからの完璧なノールックで決勝弾。11得点(アタック10、ブロック1)、アタック決定率63%をマークするなど、逆転劇の要となったパフォーマンスが評価されてのMVP受賞だった。ミラノのホーム戦を解説する元イタリア代表のジョルジョ・ゴルドーニ氏は、「オオツカの投入で試合の流れがミラノへ傾いた」とその活躍を評した。
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