パリ五輪の柔道女子48キロ級金メダリストである角田夏実が、1月26日までに自身の公式YouTubeチャンネルを更新した。動画では、パリ五輪で金メダルに輝いた女子アスリートと競技の枠を超えた夢の共演を果たし、頂点に輝いたアスリート同士だからこそ分かち合える苦労を告白している。
白いセーターをのぞかせた私服姿で登場した角田は、都内にあるお好み焼き専門店に来店した。「今日はゲストを呼んでいます」「最強の人です」と名前を伏せつつ、店内で待っていると、なんとそこに現れたのはパリ五輪レスリング女子53kg級で金メダルを獲得した、“シン・霊長類最強女子”の藤波朱理だった。
角田のコーチである今井優子さんも交えて、女子会がスタート。昨年、日本を感動と興奮に包んだ金メダリスト同士による貴重なトークが繰り広げられた。
オリンピックがきっかけで仲良くなった2人は「めっちゃ明るくて面白い子(角田)」「お姉さんみたいな存在(藤波)」と互いの印象を語り合いながら、競技ならではの体の部位の痛み、辛い減量について赤裸々に告白した。
藤波「柔道も一緒だと思うんですけど、私はやっぱり耳です。夏実先輩は?」
角田「私も耳。AirPodsが入らないし。レスリングの減量は水抜きはしてはいけないの?」
藤波「できないです。ちゃんと脂肪で落として減量していかないと」
角田「私は逆だな。一瞬で落として一瞬で戻さないと」
藤波「(柔道は帯をつけるから)ウェストが細いのはやばいですよね。何事も(動きが)スローになりません?」
角田「めっちゃなる!杖をついている、おじいちゃんに抜かされるもん」
軽妙なトークが弾むなか、話題はパリ五輪へ。藤波が「夏実先輩は絶対に負けないというオーラが出ていた」と切り出すと、「いや~もうヒヤヒヤでしたよ。ねえ今井先輩」とコーチに同意を求めた。「もうビービービービー...ケガもやばくて。もう両肩が痛すぎて打ち込みができないぐらいだった」と、大舞台で起きた過酷な舞台裏を話し始めた。
「(痛みで)手も上がらない。最後の追い込みだったから、『練習をしたい』と言ってテーピングを貼ったら、そこがどんどんかぶれていくの。試合の最後の調整までテーピングを貼って練習をやっていたら、最後に皮膚ごと剝がれちゃって...この辺り(右肩)が全部。今も跡が残っているんだけど、やばかった。火傷みたいになって。でも、試合で絶対に貼らなければいけないからキズパッドみたいなのを貼って、その上からテーピングをした。あれが一番痛かったかもしれない。本当にもう全部皮膚がテーピングにくっついてきちゃってたから。あれは本当にキツかった」
一方、先輩の壮絶なエピソードに悲鳴を上げていた藤波もオリンピック直前に襲った自身の思わぬトラブルを告白。4歳からレスリングを始めた彼女は1回も耳がわいた(※『耳介血腫(じかいけっしゅ)』と呼ばれる病気で、耳介の部分に内出血を起こして腫れる状態)ことがなかったにもかかわらず、パリ五輪の2週間前に左耳が突然わき始めてしまったという。
「寝るのも痛くて、寝返りもうてないし...オリンピックの試合直前に(耳の)血を抜いてもらって、すぐに試合に向かった。『痛いな~』と思いながらやっていました(Q:4歳から始めて一度もなかったのに?)そうなんですよね、本当に不思議で。でも、それも試練だなと思って。これも含めてオリンピックなんだと思って、試合に臨みましたね」
オリンピック初出場ながら、壮絶な痛みエピソードを披露した両者。藤波は「すべて順風満帆で(オリンピックに)出られるって、なかなかないですよね」と角田に振ると、「ないね。こんなもんかと思うしかなかったよね」と共感。「ちょっとそれくらい(試練が)あった方が、いいじゃないかなという気持ち」と藤波が話せば、角田は「うん、うん」とうなずきながら、「本当に寝たきりにならない限り、絶対に試合に出ようと思った」と、4年に一度の大舞台にかけた当時の気持ちをあらためて告白した。
構成●THE DIGEST編集部
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角田のコーチである今井優子さんも交えて、女子会がスタート。昨年、日本を感動と興奮に包んだ金メダリスト同士による貴重なトークが繰り広げられた。
オリンピックがきっかけで仲良くなった2人は「めっちゃ明るくて面白い子(角田)」「お姉さんみたいな存在(藤波)」と互いの印象を語り合いながら、競技ならではの体の部位の痛み、辛い減量について赤裸々に告白した。
藤波「柔道も一緒だと思うんですけど、私はやっぱり耳です。夏実先輩は?」
角田「私も耳。AirPodsが入らないし。レスリングの減量は水抜きはしてはいけないの?」
藤波「できないです。ちゃんと脂肪で落として減量していかないと」
角田「私は逆だな。一瞬で落として一瞬で戻さないと」
藤波「(柔道は帯をつけるから)ウェストが細いのはやばいですよね。何事も(動きが)スローになりません?」
角田「めっちゃなる!杖をついている、おじいちゃんに抜かされるもん」
軽妙なトークが弾むなか、話題はパリ五輪へ。藤波が「夏実先輩は絶対に負けないというオーラが出ていた」と切り出すと、「いや~もうヒヤヒヤでしたよ。ねえ今井先輩」とコーチに同意を求めた。「もうビービービービー...ケガもやばくて。もう両肩が痛すぎて打ち込みができないぐらいだった」と、大舞台で起きた過酷な舞台裏を話し始めた。
「(痛みで)手も上がらない。最後の追い込みだったから、『練習をしたい』と言ってテーピングを貼ったら、そこがどんどんかぶれていくの。試合の最後の調整までテーピングを貼って練習をやっていたら、最後に皮膚ごと剝がれちゃって...この辺り(右肩)が全部。今も跡が残っているんだけど、やばかった。火傷みたいになって。でも、試合で絶対に貼らなければいけないからキズパッドみたいなのを貼って、その上からテーピングをした。あれが一番痛かったかもしれない。本当にもう全部皮膚がテーピングにくっついてきちゃってたから。あれは本当にキツかった」
一方、先輩の壮絶なエピソードに悲鳴を上げていた藤波もオリンピック直前に襲った自身の思わぬトラブルを告白。4歳からレスリングを始めた彼女は1回も耳がわいた(※『耳介血腫(じかいけっしゅ)』と呼ばれる病気で、耳介の部分に内出血を起こして腫れる状態)ことがなかったにもかかわらず、パリ五輪の2週間前に左耳が突然わき始めてしまったという。
「寝るのも痛くて、寝返りもうてないし...オリンピックの試合直前に(耳の)血を抜いてもらって、すぐに試合に向かった。『痛いな~』と思いながらやっていました(Q:4歳から始めて一度もなかったのに?)そうなんですよね、本当に不思議で。でも、それも試練だなと思って。これも含めてオリンピックなんだと思って、試合に臨みましたね」
オリンピック初出場ながら、壮絶な痛みエピソードを披露した両者。藤波は「すべて順風満帆で(オリンピックに)出られるって、なかなかないですよね」と角田に振ると、「ないね。こんなもんかと思うしかなかったよね」と共感。「ちょっとそれくらい(試練が)あった方が、いいじゃないかなという気持ち」と藤波が話せば、角田は「うん、うん」とうなずきながら、「本当に寝たきりにならない限り、絶対に試合に出ようと思った」と、4年に一度の大舞台にかけた当時の気持ちをあらためて告白した。
構成●THE DIGEST編集部
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