その他

「心臓に悪くてごめんなさい」ロコ・ソラーレ吉田知那美が“595文字”の言葉に込めた切なる想い。「勝ち以上に価値のある負け試合がある」

THE DIGEST編集部

2025.02.11

ポジティブな想いを綴った吉田知。「これからもカーリング喜劇団ロコ・ソラーレをよろしくお願いします」とも。(C)JCA/H.IDE

 横浜で開催されていたカーリング日本選手権は2月9日に最終日を迎え、男子はSC軽井沢クラブが、女子はフォルティウスがそれぞれ優勝を飾った。
【画像】日本女子カーリング界が誇る名スキップ、藤澤五月の厳選された"美ショット"を一挙公開!

 3大会連続の冬季五輪出場を目ざす女子のロコ・ソラーレは準決勝で北海道銀行に敗れて3位でフィニッシュ。翌10日にサードの吉田知那美は公式インスタグラムを更新し、感謝と新たな決意を"595文字"のメッセージに詰め込んだ。以下全文。

「日本カーリング選手権横浜2025 たくさんの応援をありがとうございました! どの国もびっくりするであろう規模の素晴らしいナショナル大会を開催していただき感動しました。関わってくださったすべてのみなさん、会場に来てくださったみなさん、横浜市さんに心から感謝しています。

 優勝した男子SC軽井沢さん、女子フォルティウスさんおめでとうございます。決勝を戦ったロコ男子チームドラーゴも、北海道銀行さんも本当に素晴らしい試合でした!

 私たちロコ・ソラーレは男子は準優勝、女子は3位という結果でした。私たちのカーリング人生にはいつも勝ち以上に価値のある負け試合があります。この大会の結果も『この負けがあって本当によかった』と心から言える日がくるように、今日から心新たにチームみんなで一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

 でも、またみんなで努力する時間を得ることができたことが本当に幸せだと感じています。半年後にチーム史上最高のパフォーマンスを更新する強い意識を持ちカーリングに取り組んでいきます。

 家族、友達、ロコソラーレをサポートしてくださるみなさん、そしてロコララのみなさん。いつも本当にありがとうございます、そして心臓に悪くてごめんなさい。

 これからもロコドラーゴ、ロコステラ、ロコソラーレからなるカーリング喜劇団ロコソラーレをよろしくお願いいたします」
 
 26年ミラノ・コルティナのカーリング出場権争いは、3月に行なわれる世界選手権(フォルティウスが参戦)の結果を受けて国別出場枠が決まり、9月開催予定の代表候補決定戦(北海道・稚内市)で雌雄を決する。女子は昨年の日本選手権を制したSC軽井沢クラブ、世界ランク日本勢最上位で今大会3位だったロコ・ソラーレ、そして日本一に輝いたフォルティウスが三つ巴で争い、男子はSC軽井沢クラブとコンサドーレの一騎打ちだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】スマイル全開! 吉田知那美が投稿した"ロコ・ソラーレ男女全集合写真"をチェック!

 
NEXT
PAGE
【画像】スマイル全開! 吉田知那美が投稿した“ロコ・ソラーレ男女全集合写真”をチェック!