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モータースポーツ

角田裕毅、2024年の「最も成長したドライバー」のひとりとして専門メディアが改めて高評価!

THE DIGEST編集部

2025.02.14

レーシングブルズの角田。昨季を上回る成績が期待される。(C) Getty Images

レーシングブルズの角田。昨季を上回る成績が期待される。(C) Getty Images

 3月に開幕する2025年F1世界選手権、レーシングブルズの角田裕毅は世界最高峰レースでの5年目の戦いに臨むこととなる。

【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅が乗りこなすレーシングカーの厳選ショット!
 トロロッソ、アルファタウリ時代を含め、同チームでは最長となる在籍期間を誇る24歳は昨季、安定したドライビングで再三好パフォーマンスを発揮し、決して常に万全とは言えなかった車を駆って8度の入賞を飾り、ドライバーランキング12位となる30ポイントを獲得。ダニエル・リカルド、リアム・ローソンといった同僚とのチーム内対決にも勝利し、各方面から高い評価を受けた。

 英国のモータースポーツ専門サイト『MOTORSPORT WEEK』は、昨季の各ドライバーがどれだけの進歩を果たしたかを検証。その指標として、彼らが2023年と2024年でどれだけ獲得ポイントが変動したかを以下のように記している。
 
マックス・フェルスタッペン 575→437(-138)
ランド・ノリス    205→374(+169)
シャルル・ルクレール 206→356(+150)
オスカー・ピアストリ 97→292(+195)
カルロス・サインツ 200→290(+90)
ジョージ・ラッセル 175→245(+70)
ルイス・ハミルトン 234→223(-11)
セルジオ・ペレス 285→152(-133)
フェルナンド・アロンソ 206→70(-136)
ピエール・ガスリー 62→42(-20)
ニコ・ヒュルケンベルク 9→41(+32)
角田裕毅 17→30(+13)

ポイントが獲得できるかどうかは、車の性能に大きく左右されるのは言うまでもないが、逆に言えば、良い車があってもドライバーのパフォーマンスが欠ければ結果は出せないというのも事実。そして同メディアは、厳しい環境の中でもたびたび結果を出し、前年比13ポイントアップを果たした角田に対し、以下のようにポジティブな見解を示した。

「下位ながらも、角田も『最も成長したドライバー』の候補に挙げられるかもしれない。自己最高ポイント獲得はならなかったが(車が良かった2021年のルーキーイヤーに32ポイント獲得)、チャンピオンシップでは自己最高12位を記録。最も印象的だったのは、対チームメイトのパフォーマンスだ。リカルドを圧倒し、オーストラリア人のレッドブル復帰への夢を永遠に絶ち、ローソンには予選で5-0、決勝でも4-1と勝利した」
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