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「最も魅力的」黒→紫基調にモデルチェンジしたりくりゅうがSP首位発進! 躍動する演技に海外熱視線「純粋なエレガンスを発揮」【フィギュア四大陸選手権】

THE DIGEST編集部

2025.02.20

SP首位発進を決めたりくりゅう。新衣装が注目された。(C) Getty Images

 2月20日、フィギュアスケートの国際大会である四大陸選手権が韓国・ソウルで開幕し、ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来/木原龍一組がショートで74.73点をマークし、首位発進を決めた。2年ぶりの優勝に向け、幸先の良いスタートを切った。
【動画・画像】シン・衣装を初公開! 圧倒的な演技でSP首位発進した"りくりゅう"

 最終滑走で登場したりくりゅうは冒頭のツイストリフトを難なく決めたが、続く3回転トウループは呼吸が少し合わず回転不足がついた。しかし、木原が三浦を力強く持ち上げるリフトは出来栄え点が高く、スロー3回転ルッツなどはミスなく着氷。終盤のデススパイラルは最高評価のレベル4は逃したものの、2位の米国ペアに4点以上の差をつけて首位に躍り出た。

 大会直前、三浦は昨年12月のグランプリファイナルで左肩を亜脱臼したことから動きやすさを考慮し、今大会からショートの衣装を新調することをインスタグラムで事前報告していた。以前までは漆黒をベースとしていたが、紫基調にするシン・衣装を初めてお披露目した。
 
 スタンドからでも目につくラベンダー色の衣装には、海外も注目。国際スケート連盟(ISU)の公式インスタグラムには、りくりゅうの新衣装の写真と動画が投稿され「ペア・ショートプログラムでミウラ/キハラ・ペアが圧倒的な演技を披露!」と称えた。

 さらに、演技終盤のデススパイラルにはりくりゅうを含めた4組の写真を添えたうえで、「ペア・スケーティングの最も魅力的な要素のひとつである強さ、コントロール、そして純粋なエレガンスを存分に発揮した!」と技のクオリティを絶賛している。

 また、3番滑走には全日本選手権2位の長岡柚奈/森口澄士組が登場。「ゆなすみ」の愛称で親しまれる若いペアは9位発進(57.29点)となった。

構成●THE DIGEST編集部

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